戸袋式の引き戸のつまりの原因

最新のユニット式の引き戸は、吊り下げで非常に軽く開閉ができる。

家の古いものは、障子と同じで、プラスチックの滑りレーンの上に、重い引き戸を動かすので、非常に重かった。ユニットでなく組み付け式です。

これが、重いのを相談すると「良いものがある」とのことで、大工職人の仕事で、金属レーンにシリコンのタイヤをつけた引き戸に改造してもらい、軽く動くようになり快適になりました。

そうなって、10年以上経って、引き戸がある箇所で詰まる重くなるという現象が起きて何が原因かわからなかったのですが把握でき解決できました。

まず、見たところ、扉が擦れている箇所があります。これは年数が経って木材がたわんだ事によるもので、これが原因と思って、擦れている面(引き戸側を削ると削り箇所が見えてしまうので、戸袋と引き戸の隙間を隠す木片(これを外さないと引き戸が取り外せない)側を削ったり、上のくぼみに入っている引き戸の頭の横部分を削ったりした)を削ったのですが効果は薄かったです。

横の面の接触ではなく、どうも引き戸の底がレールと接触してキツキツになり動きを妨げているのがわかりました。

予想するに、シリコンタイヤの摩耗、引き戸木面底部分を削る、シリコンタイヤの組み付け部にワッシャーを挟んで高さを作るというのを考えました。

実際、引き戸を外して、底面を見たところ、

シリコンタイヤは釘で打ち込んであり取り外しが不可能、タイヤは摩耗している感じはありませんでした。丈夫なものみたいです。

おかしいなと気づいたのは、外側にほこりがフェルト状に詰まっており、これが特定の位置でレーンと接触して動きを邪魔して重くしている原因だったみたいです。

なので、フェルトを除去して凸っぽくなっていた木面を荒い紙やすりで削って、全体も整えて戻したら、動きがスムーズになり解決しました。

もう一つの同様の症状の引き戸も、同じ感じでフェルトがあり同様に処理しました。

結果、解決できました。

タイヤ・金属レーンの引き戸の動きがおかしいなという場合、横面のスレが原因ということは少なく、多くは底面にホコリがフェルト状になってレーンと引き戸が接触して重くなるということがおきているみたいです。

引き戸タイプだけで、開放4面式引き戸では問題が起きないのでほこりの溜まり具合、使用頻度、戸袋内に手が入らないので清掃不足でレーンを設置しているので隆起があって引き戸持ちて側底がレーンに擦れやすいというのが関係しているように思います。

程度はあっても、動きに異常があれば10年位に一度は底面の清掃をする必要があるようです。

ガラスの入った重い引き戸は、タイヤに金属レーンにして動きが軽くなりました。

ほかに、障子、襖などの軽いんだけどフルサイズで重いものについては、滑りシールというものがあり、

下部にテープというのは定番ですが

上部側にプラスチックの滑り具を付けると、より快適に動くみたいです。

最初は、タイヤ式と比べておもちゃのようで耐久性がないだろうからどうなんだろうと思ったのですが、付けてもらった(どの方法も底が上がるので、上部の凸部をカットする作業が必要。タイヤについてははめ込み部をノミとドリルで削り出す作業をやっていました。どれもかなりの枚数があります)らタイヤ式と同等に快適になりました。

室内の重い引き戸、襖・障子の軽い引き戸、両方軽く動かす方法があるので、重いのを我慢して使っている場合、もったいないことをしていると思います(大方の家は、解決している問題だとは思いますが)。

 

 

ルーターの速度制限 安物の無線ルーターの有線LANを使うより、有線専用ルーターが高速

※上級グレードの無線LANルーターの有線LANがどんなものかは知りません。

隠匿配線の都合、配線をやり直したところ、有線のスイッチングハブが無線ルーターの間に入っていたので省いても良いんじゃないかと思ったのですが、有線速度を落とさないためには必要というのを思い出しました以下が、当時の経緯です。

オレンジのLEDが消えてると100Mbps以下しか出ない。
この原因として、平型ケーブル10-15Mを天井裏配線ではわせて使っているので配線距離、ノイズ保護の不足が影響している可能性あり。途中まで、太くて丸い標準形状(かなりシールド強い)ケーブルを使った別の長配線では問題が出ていない、柔軟性が無く超扱いにくいが長配線はこれを使うのが安心というのが分かった。
電源コード抜きで改善した。原因は、平型長いケーブルかルーター本体か?
コレガのスイッチハブを使って迂回させたら問題が無い
シャミオWIFIのWANコネクタが原因らしい 
ルーターの買い替えが必要だが、WIFI6 6Eの時代で対応受け機が一つもないので、時期が悪い。コレガを使ってしのぐ。加えて、10gbps有線。
家在庫で試したが、エントリークラスのエレコムルーターWRC-1167GHBK、HBK2の2台)も同様に、時間が経つと100Mbps制限がかかる。スイッチングハブかますと問題が無い(速度もしっかり出る400→800Mbps体感で違いが出るのでこだわったほうが良い、これは解決策として収穫物★)。
結論として、安いWIFIルーターの有線LANは、制限がかかって100Mbps以下しか速度が出ない場合がある、最初は出るけど以降制限がかかる感じ。高いルーター(スタンダード以上、ファーウェイの安いので問題なく動いてるのでメーカーによる?)もしくはスイッチングハブ(無線はルーター、有線はスイッチングハブという組み合わせ)が必要。
買って良かった、コレガ金属ギガスイッチングハブUSB給電(ルーターにUSB口があればそこから給電可能)現在、入手不能なはず。
2.4Ghzは混線、遅いで通常使わない(40-50Mbps)。5Ghzは高速(200-300Mbps)で混線しない感じで良い。
ギガビット回線は、スピードテストで通常数百Gbpsは常時出るもの(有線、無線5GHz共に)。
バッファローAX1800のエントリー最新機種を導入(7000円程度)。100mbps落ちは無いが200-300しか出ない。スイッチングハブだと800は出る。
無線LAN付属の有線LANは遅い。有線専用のハブのほうが、高速・安定。
(DLがかなり上がり、UPが若干下がる。DLのほうが重要。)
ハブ 765 136 無線 290 270 
ネットギアの現行2000円のスイッチングハブを買う。

アース 852 179
880 290 弱 ⇒ 890 250 ほとんど違いはない
最新スイッチングハブ同じ。

DL速度が800Mbpsと300Mbpsで、実効・体感で違いがあるのかよくわかりませんが、気分的に300Mbpsでは損した気分になり、800Mbpsを使いたくなるはずです。

UP速度は若干落ちます(大事なのはDL)。

押入PCの隠匿配線DIY 2024(ふすまの吸音材追加も)

アース線をエアコン用のものを効果試験のため露出配線、押入PCのためにコンセントから露出してふすまを通して押し入れに入れる露出配線、デスク下にコンセントがないため押入PCの電源からふすまを通しての露出配線と3箇所露出となっていたものを、手間と時間をかけて隠匿配線にしました。ついでに、やりたいと思っていた、ふすまの防音材の追加もやりました。

素人技術的に可能なのを確認し、構造的にできるというのも確認しての実施しています。

左が露出した状態で、右の隠匿した状態に配線作業をしました。

大きな空間が室内、小さな空間が押入、水色が既存コンセントです。矢印がふすまになります。

 

・エアコンアース線の隠匿(緑)


(当初はエアコンからの配線を丁寧に隠すという方法で検討)
鴨居あたりの露出部は、カバーで丁寧に隠す。少し出るのは仕方がない。
隣室から、畳横下に隠匿して敷居下を通してPC押入の下まで持ってこれる。
やる気になればかなり理想的に持ってこれる。
どうせなら、どこからかアースをもらってきたい。
浴室乾燥機の屋根裏アースは確認、

おそらく、エアコン用のアース線がこちらに来ているのでそれを確保予定。
吊り天井の修理で棟梁が開けた2F隣室床穴に(おそらく撤去して使っていない和室床暖房用)アースが見つかりそれを活用。無いととても大変な屋根裏作業をする必要があったので、床穴真下にあり運がよかった。
切断して、被膜を両方剥いて、新規のアース線も加えて、大型スリープに3線突っ込んでかしめて固定。隠匿配線は、一箇所床ベニヤに穴を開けたが畳と壁木材との間に隙間があり、無理することもなくできた。

(余談)2.0 1.6の単線でなく、扱いが楽なより線にはカシメ端子が必要でカシメ工具が必要になる。単線はコンセント設置以外使わないから、ほとんどの作業で、棒端子、Yか丸端子のカシメをやる。ほとんど、被膜剥きとカシメが電気工作。一通りの経験と道具の揃えがないと順調にはできない。


・コンセント配線A(配電盤の都合、室内のコンセントから持ってくるべき)(オレンジ)

コンセント写真は、穴を開ける前です。ケーブルは、(失敗)外保護被膜(シース)のある1.25sqケーブルを使っていましたが、よく調べると許容電流19Aで余裕があると思っていたら、製造元を調べると12Aでした。コンセントには、大きな棒端子2.0sqの単線サイズ(1.6もたしか可)な理由がわかりました。グラボありのデスクトップPCと300/600Wヒーターの都合余裕がないのはまずいので入れ替えます。コンセント配線Aだけなので作業は難しくありません。切り売りで購入しましたが、小判コード2.0sqのヨリ線です。この芯の太さだと1700Wまで対応とあります、コンセント配線についてはかならず2.0sqのケーブルを用いないと安心して使えないという事になると思います。


延長コードで押し入れ経由で持ってきている。壁裏貫通で裏側の別室押入からもさらに貫通でこちらの押し入れに持ってこれる。(これは別室1Fの押入照明を設置するためにコンセント裏のドリル壁貫通をやったところ意外に簡単にできたので方法としてできることが最近わかったおかげ)
2か所の壁の穴は、漆喰とコンクリの崩れた砂ごみがでる。使用頻度の少ないところで、そのままでよいかと思ったが、エアコンパテ粘土でしっかりふさいでしまったほうが気持ちが良い、ケーブルは動かずケーブルホルダーで動かず固定される。
これについては、押し入れ内の露出コンセントでOK(押入による隠匿配線)。

(最小の)エアコンパテはやるべきか悩んだのですが、砂ゴミを塞さげることとベタベタは時間とともに収まるのでやったほうが良いはず。

 

・コンセント配線B+PC配線(イエロー)

押入に入って出たりしている電気ケーブルが最も太い。
PC配線は、管理上、隠匿すると面倒、押入扉から出すがケーブル類は電機ケーブルと比べれば細い。スポンジ隙間埋めはすでにあり。
ABを別コンセントにしたいが、取り方が表しかなくやりたくない。
Aの拡張延長だとこれまでと変わらず、スリープ調査はできない(影響おそらくない)。冬のみヒーターなので、良しとする。
コンセントなので、被膜はしっかりしたもの。ABともに柔らかさは大事。
押し入れ内は2口、デスク下は7口使用。
電源タップ10のプラグを切断して、市販プラグに付け替え。配線穴都合どうしようもないという考えだったが、電源タップの実物を見るとそのまま使うほうが安全なのでプラグが通る大きさまで穴を拡張することにした。写真の通り、大きくはなったがそのまま放置できるほど気にはならなかったです。

ケーブルの切断なしのため穴を拡張。ドリルで複数穴あけで荒い木工棒ヤスリ(半月)で整える。床裏の高さがないと詰まる。ギリギリで通せた。
ギリギリで苦労したが穴をより大きくすれば余裕、ギリギリ(逆から通るのは確認済)でやってベニヤが割れたら失敗だったので割と危なかった。

ギリギリで力が入れられたのは、プラグの先に穴がありそこに針金を通してしっかり保持できるため。太い針金だと横から上に通すことができて便利。(以前は付箋紐を上から通して横から引っ掛けて、それに目的ケーブルを繋げて引っ張って通して効率の悪いことをしていた)
LANもこの際、黒に統一。(天井裏に這わせた)ケーブル替えで、太いケーブルにしたいが、両端をフラットにするのはよくない。フラットのままLAN延長コネクタで黒をつなぐ。と思ったが、今の通信で問題なくこれを維持するため、黒いグルグルカバーでごまかすので十分。延長コネクタがない方が不安がない。通信不良は、床穴写真で写っている極薄フラットケーブル30mで起きた。10-15mの通常のフラットケーブル(配線に無理したところもない)であれば、私の環境だと大丈夫です。不安箇所は、20-30Mの単線の太いケーブルでシールドが強いものを使って、1Fから2Fに畳横・押入に隠匿するためのフラットケーブル10mに、天井裏で延長コネクタで太いものに繋げて使っており問題はないです。ただ、安易に使って何かあった時に不安材料になるので使わないのです。(このあたりの詳細は以前の隠匿配線記事で)


ノミか彫刻刀で削ることになるはず。1Fでやってる(こちらは薄いフラットケーブルのみでした)。
ドリルで肉削り、木工の荒い金属棒ヤスリで削ることになった、この方法がないと深く削るのはかなり苦戦していたはず、ひのき木材が硬すぎる。(ノミと彫刻刀では私には無理でした)

LANを黒い巻くケーブル、USBアダプタを黒、電気マットを黒、蚊取マットも黒にする。という課題。ゆっくり統一する予定。デスク下は、色に関係なくケーブルが垂れ下がっているのは変わっていないので映えないので写真もなし。

失敗というか問題のある点は、黒でデザインのスッキリしたエレコムの10口電源タップ(ECT-0103BK)を購入しました。

これが、通常に使えるものと思っていたのですが、半分ほど何事もなく挿し込めて埋まった(作業手袋、姿勢などの影響ありそう)のですが、電気マット(YMM-K502 2011年製)のプラグ(通常の首振りのない細いもの)を挿そうとしたら固く閉ざされて挿し込めません。どうも、埃カバーが極度に固いらしく空きの3口全部が受け付けません、どうにか一箇所挿す事ができました。蚊取りマットのプラグも同様(こちらは受けが一分にあり、比較して挿しやすい)。通常であれば返品交換なのですが隠匿配線で机や畳を動かさないといけないので困難。ただ、今のままだと季節ごとに抜き差しして、泣きそうになるくらい力を込めても挿せないタップを継続使用することに問題があるのは明らかです。どうにかならないかと考えたところ、持ち手が大きく力が入りやすいUSBアダプタであればプラグがドカンドカンという感じで大きな音とともに押し込めるので癖をつければいいと思ったのですが、埃シャッターは初期のガッチンという音がするば動いているので、それを繰り返してわずかに改善した気がしますが、解決できていません。

(追加 解決できそうです)作業手袋で抜き差しが大きく変わることはありませんでした。

※基本的に素手では単純なプラグの抜き差し以上のことをすべきでないです。力を入れて挿すために、根本をしっかり持つ、両手使う、頻繁に抜き差しする作業をしているとき、プラグの両端の端子に触れる可能性が高まります、触れた場合、感電します。感電しないのが一番なので、今回のような非通常時は、牛革やゴム加工のある作業手袋が必要です。プラグの抜き差しは日常的なものですが、力を入れて挿し込むなど特殊な状況であれば感電を想定して、安全のため素手でなく作業手袋が必要になります。

ただ、作業がやりやすくなったので、いろいろなプラグを挿したり、深く浅く挿して左右上下にグラグラさせて癖をつけたところ、ゆるい口が増えました。プラグの摩耗も考えましたが、未だ受け付けない口もあるので受け口側の変化だと思います。一度挿せたから大丈夫でなく、再度2-3回癖付けしてやっとゆるいかなという状態になります。なんでこんな作業をやらないといけないのか不満に思いながらも、癖をつける(内部のプラ、金属部が凹んだり削れる事によるものと予想)ことで解決できるというのがわかりました。(おそらく、同じことをやって割れてしまうケースもあると思います。保証交換、おそらくメーカーはこの方法の解決を推奨しないなど事情に合った一番良い方法を選んでください)

ただ、これは力が必要で、力がない場合、完全に詰みます。他の製品に返品交換するのが無難です。埃シャッターがこんな製品不良を起こすとは思いませんでした。(埃シャッターはこういうもの?プラグシャッターになっている)

この対策としては、売れ筋のアマゾン商品であっても低評価1%でもレビューに目を通そておく(売れ筋だから安心ということはない)必要があるようです。到着を待って即設置したのですが余裕がなさすぎました。一度、埋込前に使用しておくと把握できたかもしれません。

埃シャッターが固すぎます。

普通に使えるかと思ったら、通常のプラグでどうやっても挿せないないものが出ました。
いくら力を入れても入らないレベルで、かなり深刻です。
原因は、
タップ側 口によって埃シャッターの程度が異なり、ゆるいものと固いものがあり。ゆるい:2 固い:8な感じの比率。
プラグ側 2011年製造の電気マットで写真の通りプラグの持ち手に引っかかる部分がなく力が入りにくい形状です。最近のもの(他の似たプラグ)は引っかかる部分があり持ち手が改善されているみたいです、違いがあるのです。

対処
プラグ根本をしっかり握る。持ち方改善。(効果薄い、どの側面を握っても大きく改善なし)
USBアダプタみたいに大きくてガッチリした持ちやすい機器のプラグを使い
浅く刺して埃シャッターの開閉を繰り返して癖をつけ開閉を柔らかくする。
深く抜き差しするとドッカンドッカン大きな音が出るのですが
埃シャッターは初期のゴッチン音がする部分なので、不要です。
これも、微妙なところで、何度もやっても解消とはなりません。気持ち変化があったかな程度。
プラグ側は、素手でなく作業手袋で滑りにくく力が入りやすくすれば挿しやすくなりそうです。
根本的には解決できていません。ゆるい口を抜き差し用とし固い口は挿しっぱなしに用途分けするのが良いみたいです。使い勝手として、一番端の口を抜き差し用にしたいですが、癖付けで改善できるかどうかわかりません。
購入して絶望する人はかなり多いと思います。埃シャッターの精度問題があるのは間違いありません。
返品して再設置するのが困難だったので、改善法をやりましたが、把握できれば別の製品にしたほうが無難です。
ただ、エレコムサンワサプライも低評価レビューを見ると何かしら問題がある(サンワはゆるゆる)ので、こういう仕様ということで受け入れるのもありかなと思います。

 

結局、原状復帰ができるほどほどでよし。
プロに頼めば、床板を抜いて新規配線してくれるので素人仕事はほどほどでよし。ただ、プロに頼むとなると、好き勝手できる素人作業とは違って仕事でやる以上、制約がありこだわった希望を断られることはあるはずで、「自炊」と「外食」みたいな違いがあるはずです。


★やりすぎだと思いやらなかったもの
ふすままたぎのケーブルを全部なし。敷居下にUSB、ヘッドホンケーブルなどを持ってくる。押入れのケーブル穴をより拡張するのは薄いベニヤなので容易(ジャック端子やUSB端子HDMI端子なので電源プラグよりは小さいのでプラグ穴を少し拡張するだけ)ですが、畳側は畳カットもしくは木材の削りが必要になります。インフラの電気、アースと違って、USBとLAN、ヘッドホン、HDMIは安易にいじれないのはやりすぎ、追加や更新が困難になります(より細かいと、畳横の隙間圧迫、敷居に沿っての露出は押入の出入りに影響してしまいます)。やれそうだけど、作業と効果、戻せないという面で微妙な判断になり自分はとどまりました。あと、畳の角をカットするのは容易ではないと実物を見て思いました。


通信ケーブルが最も太いのであれば交換容易で安心。
ふすまの傾きで隙間があればと思いましたが、残念ながら上に隙間ができているだけでした。

露出ケーブルが無くなって見た目すっきりした以外は、わずかに押入れのPC駆動音が低減したような気がします。

より本格的に隙間埋めスポンジを選んで完全に埋めたほうが良さそうです(スポンジの2層貼りで対応できた)。
左右反対側の、電源延長コードがあった敷居は、完全に閉め切れるので遮音性があがったのも影響しているみたいです。

 

・ふすまの吸音材の追加(隠匿作業前)

ふすまの面は、薄いベニヤなので、何かを詰めて、遮音性を高めておきたいと思っていました。

(正確じゃないですが参考に)遮音は、硬さ重さのあるコンクリや金属でないと効果がないそうです。軽いものは、吸音効果があるそうです。

本格的な防音室を作るわけではないので、費用や手間で重いものはなし。ふすまを重くしては使い勝手、強度的にも心配になるので軽いものでないといけない。

とりあえず、軽いものはどれも同じような感じで、とりあえず埋めておきたいという感じになります(材料より密閉が大事だと思う)。ホームセンターで材料(白や青の断熱材、布団、ダンボール、合板など)いろいろ運んで、店頭の商品棚で製品PRしているスピーカーの前に置いて、効果を試して自分の耳で確かめると納得できると思います。

比較サイトで、ダンボールが一番良いとのことですが、入手は簡単(スーパーの持ち帰り用にダンボールが大量にあります)が加工が面倒なのでなし。となると、ホームセンターの白い発砲スチロールか青いのスタイロフォームしかないようです。この二択ですが、(たいして違いはないですが)吸音効果でスタイロフォームが良いそうです。また、カット時に発泡スチロールは切り屑が出やすい(電熱カットでなくカッターだとなおさら)のですが、スタイロフォームはカッターでも切り屑は少なく加工が楽でした。値段は発泡スチロールが少し安いですが、1000*2000mmサイズで1000円(失念)程度だったと思います。

ふすま裏を測って、幅81 高さ30 奥行き2.1 5カット 必要なので 当該のものを1枚買うだけで済みます。

値段 効果 重さ 施工性から、これ以外候補がない。ダンボールは面倒過ぎる。
奥行き2.1に2であれば余裕と思ってたら、浮きがあり交差する時にかなりふすま同士が接近するので一部で接触あり。より薄いものにはできないし、結局こうなるはず。
両面テープを一部では抑えが足りず、縦に3列セロハンテープを貼り通す。どれだけ持つか微妙。干渉回避にふすまの入れ替えでPC側を奥にしてクリアランスを確保。(ふすま一枚分)椅子側が狭くなったがPC側の視界が広がって問題はない。効果は、わずかに変化があるような感じ、ないわけがないのでこんなものだと思う。
結果、作業は簡単だが仕上がりに問題があるのでお薦めはできない。効果は少しあるはず程度。両面テープにセロテープ補強でどれだけもってくれるか不明。(2024年02月)

3月、補強のセロテープが一部で接触して剥がれてしまったが、それを取り除いてから問題はない。この先問題があるようなら、グルーガンか発泡スチロール用のボンドを使って接着させる。襖表面に染みや歪みが浮き出るようだと失敗なので試験的な接着をして安全を確認してからとなります。できればこのままやらずに済むのが好ましい。

 

マウスパッドのズレなしは最低条件

前々から気になっていたのですが、私のマウスパッドがズレ動きすぎて問題があります。正常な入力を妨げてしまうので、頻度の大小に関わらず「ない」というのが必要です。

使用している、マウスパッドはELECOMのMP-113BKです。

スタンダードというように標準的なもので、裏面は天然ゴム、表はPVC(ポリ塩化ビニル)でカッター板みたいな表面に硬さがあり曲がりますが反りがある感じです。

マウスパッドのズレには、色々あって、マウスで動いてしまう、指が当たって動いてしまう、指球(手の付け根のお尻みたいな部分)で押してしまうのがあります。

強さとしては、指球>>指>マウスという感じです。なので、指球で押しても動かないというのが絶対に必要になります。

指球については、私の快適なマウスポジションが、指球をパッドに乗せないぎりぎりの机上にぺったりつけて固定し、そこを軸にしてマウスを滑らすというのが最も快適に操作ができるので習慣となっています。パッドが大きくなったので縦長にして手をまるごと乗せてしまうこともできますが、指球をぺったり固定できず安定しないので問題があります。

また、埃やゴミの付着、ゴムの経年劣化もズレの原因になっていますが、これらも含んでの改善を考えています。

水洗いしたら、ズレがかなり改善されました。ただ、これまでになく水気があるので吸着力が一時的に激上がりしただけで、乾燥後、多少改善したかも程度になると思います。

そして、どうやったらズレないのかという要素を考えると、

・面積が大きい方が面との摩擦が増えてズレにくい。

・表面がハードよりもソフトな方が反りがなく、面にピッタリ付くのでズレにくい。

・厚みは、薄いほど指球との接触が減るのでズレ動きにくい。

この3要素は、重要みたいです。

これを参考にして、ELECOMのMP-BF02GYというのを購入しました。

 

表面積は、(150*180mm)→(180*230mm)と大きくなり。

表面素材は、硬めのプラスチック→柔らかいポリエステルクロス(化学繊維布)

厚みは、2mmで同じ。

マウス無しでは普通にズレるので心配になりましたが、マウスという重しがあるとしっかり安定するみたいです。

実用的には、指球押しによるズレが発生しなくなりました。柔軟性があるので、押されてもある程度吸収してしまうのが効果としてあるようです。

という状況で、以前のズレまくっていたパッドに戻るのはありえません。

不満としては、以前のサイズでも柔軟素材だとズレないのではないのかという思いと、大きく柔らかくなって移動させたい時に、扱いが少し面倒(片手でできなくもないが両手を使いたくなる感じ)になったことです。

この点の解消のため、ホムセンで売っているような安価(とはいえ上のBF02は1000円以下です)を購入してみたのですが、EVA素材で4mm厚。超薄いハードタイプ(厚みは0.3mm)は騒音やクッション性で不満があるのですが購入したところ、裏面のシリコンのボツボツがペリペリ音を立てて実用性がなく、ナカバヤシの安価帯は種類がありますがハズレみたいです。

イメージとしては、テロテロの化学繊維布で安価なマウスパッドが昔からあったなと思ったのですが、それだと有名なバッファローで100円位である(表面ナイロン、裏面ウレタン、180*150*2.4mm)のですが、少し作りが安っぽく、厚みが2.4mmでした。開封後、ウレタン特有の臭いがあったり、厚みがある分グニョグニュした感じが気になりましたが、予想外に良いものでした。0.4mmの厚みは気にならず、全くズレは発生せず、実用上、100円の↓で十分だったという事になりました。単に、BF02のコンパクト版みたいなものがあれば良いのですが軽く探したところ見つかりませんでした。こだわるなら、切断してコンパクトなものを作っても良いかもしれません。

という感じです。

この記事で何を伝えたいのかというと、今の環境で、マウスのズレ動きがある場合、マウスパッドを、上の3要素の方向で買い替えるとズレをなくせて快適になります。

なんとなく安価で小さなマウスパッドを使っている場合、改善の余地があります。

自分の買った物を肯定する傾向がありますが、これ以上大きなマウスパッドはいらないと思うので、大型化柔軟化して扱いが面倒になりましたが、MP-BF02はちょうどよいサイズかと思います。より大型のサイズがありますが、ゲーミング向け?なのかと思います。全くズレがないとか、ある程度、こだわったものを使ってください。

 

電話子機は、壁掛け以外だとズレ動いて使いにくい

パナソニックの固定電話機は、電話の呼び出しが、登録された相手であれば「〇〇さんです」と他社にない名前読み上げ機能があり、気に入っています(他の大手メーカーだとシャープがあるようですが、こちらも同様の機能があるようです。ただ、子機の壁掛けはできない仕様っぽいのでよく確認してください)。パナソニックの固定電話機の子機についての話になります。

VE-GD72(2014年発売)を使用しています。 現行のVE-GD78DL(2022年発売)と大きく変わっていません。

付属の子機 KX-FKD506 

 

洋服のメタルラックの使いかたの最有効を考えていて気がついたのですが、人が快適に使える高さというのは、「膝上から胸下まで」ということです。

低すぎると、腰をかがめて大変ですし、高すぎると、見通せない問題があります。

和洋混在の生活だと気が付きにくいのですが、床に敷く布団以外だともう、ほとんどこの考えで良いものと思います。

という事に、気がついてからこれは良くないなとはっきりしたのが、電話子機のほぼ床置きです。

2Fの廊下が置き場になっています。固定電話の共用では、個室置きではプライバシーがないので、廊下に置くことになると思います。

コードレス以前は、有線で上のカバーのみのコンセント部分から、ケーブル類を繋げて同じ高さに、親機と同じ大きさの兄弟機を壁掛けしていました。

その後、コードレスの初期には、同じ様に、胸の高さに、子機を壁掛けして使っていたような気がします(壁掛けのネジを以前使ったような気がするので多分、曖昧)。

使い勝手では、胸の高さにあるのが理想的で良いのですが、問題は、受話器が外れて落ちやすいこと、出っ張った電話機本体や子機受け(以下、クレイドル)が通路で接触しやすいことです。接触しなくとも、廊下を通るとき接触に注意を払う必要がある時点で支障があります。人は移動するとき肘あたりが最大幅となるので最も接触しやすく注意が必要になり、出っ張った障害物があると邪魔になります。

という経緯から、奥まった押し入れ収納の敷居上に置くというのを長くやってきました。薄々、低すぎて使いにくいとは思っていたのですが、そのまま使っていました。

膝上以上に、置いたほうが良いという事がはっきりしたので、今回、ほかの複数のことと同時に、DIYでの置き場の改善に手を付けました。

本来だと、接触問題を回避するため、広い空間やニッチと呼ばれる壁凹み空間に設置しなくてはいけませんが、そうした都合の良い空間はありません。

次に、上のカバーのみのコンセント部分を拡張して、ニッチを作ろうと思いましたが、壁裏に都合の良い空間があるというのは運ですし、DIYでしっかりとした見栄えの枠を作るのは至難です。壁穴を拡張(切断)して後戻りできないのも問題です。

ここで、業者に相談して、ニッチを作ってもらうというのはありですが、他に手段がない場合、そういう事になっていたかもしれません。

DIYの範囲で、可能な手段としては、置き位置が低くなりますが、奥まった押し入れの敷居部分を活用することです。

最初に、敷居上に柱と同じ角柱を置いてその上にクレイドルを置くこと(課題 不安定)、次に、幅15cm程度の引き戸を作ってそれにクレイドルを壁掛けする方法(課題 引っ込みが足らずクレイドルの一部が突き出てしまう)、最終的に、鴨居の裏側、柱の裏側ではめ込みができるので、敷居奥側に板を設置してはめ込んでビスで固定する方法が完成度が高く採用する事になりました。

13mmの桐の集成材で不安だったのですが、固定ビスが2-3mmほど先端が突き出たこと、若干集成材なのに反っていた事以外、特に気になることはありませんでした。しならず強度はしっかりしていました。

運良くはめ込みがちょうどよく決まり(自家製アシスト付きの丸鋸を使ってます)、容易には外れ無いような状態になりビス固定は必要となるまで先延ばしにできました。

完成して気になったのは、ケーブルの正面露出です。

他の人はどうしているのか気になったのですが、参考にしたサイトでは、そのまま下にケーブルを垂らしていました、下のケーブルが上手く隠せる場合には、問題にならないようです。隠す方法として、穴を空けて裏に通してしまえばスッキリするのですが、このあたりの情報は見つかりませんでした。

ケーブルを切断して加工して戻す方法だと、ケーブル径の小さい穴で通せるので楽ですが、加工の手間と安全性、もとに戻せないという点で問題があります。

そうした理由で、プラグが通せる大きな穴を作る方法しかない(本体側でケーブルの付け外しは無理そう)のですが、固定ビスに影響することなく、クレイドル裏に空間は大まかに見てありそうです。

実際、クレイドルに当てて鉛筆で書き入れて(後で、消しゴムで消せる)その中に、プラグの枠を書き込んでみましたが、問題なさそうです。この枠を、ドリルで切り落として荒い部分を木工ヤスリで削って穴を作りました。斜めに入れてできるだけ小さくという考えがあったのですがほとんど意味がなかったです、あと、プラグの枠は若干丸みがあってドリルが苦手な角の処理が適当で済みました。

また、固定ビスに一度はめ込んだ後の画像なのですが、板に食い込んだ部分があり、跡が残って密着が弱まりそうなので、クレイドルの脱着は最低限にしたほうが良いみたいです(影響は殆ど無いかも)。

固定ビスの商品名は、KX-AN162(ビスとワッシャ-)です。パナ子機共通のものみたいです、特殊な専用品で、スクリュー部分まででワッシャーが留まり、ちょうどよい隙間でクレイドルをキツキツに挟み、しっかりと固定する専用品です。

汎用品のビスとワッシャーでも隙間を調整すれば似たことができますが、220円の純正品を使ったほうが間違いがなく無難です。 

という感じで、裏側のケーブルの混雑は別にして、綺麗にできました。高い完成度に、非常に満足しています(コンセント裏から電源をとって押入れ中に新規にコンセントを作るなど別の作業も一緒にやっています)。

今回の穴だと、下から覗き込むと、クレイドル下の穴がわずかに見えてしまっているのですが、全く問題ありません(下の鉛筆線が無いなと思っていたら、削っていました)。

その後、大きな違いを知ったのですが、壁掛けにしたクレイドルが微動だにせず、安定して非常に快適ということです。

どういうことかと思い返すと、水平置きしていたときは、クレイドルから子機を抜き差しした時に、殆どの場合、ズレ動いていました。

クレイドルを観察すると、水平置きの時に、足場にゴムがついているだけで、軽いクレイドルが安定することはまずないと思われます。

クレイドルを安定させるには、裏側にある壁掛け用の穴を利用するしか、外部的に固定することはできないようです。

水平置きで、壁掛け用の穴の利用も込みで安定させる方法を考えたのですが、良い方法が思い浮かばなかったので、

「子機(クレイドル)は壁掛けが最も快適」

なので、子機を使うのであれば、積極的に壁掛けにしたほうが良いと思います。壁掛けにすると、クレイドルの出っ張りがかなり気になるので、その点、奥まった最適な場所に設置してください。

パナソニック以外のメーカーだと、シャープがあります。店頭で見たところ、クレイドルに壁掛け用の穴がなく、おそらく(子機の)壁掛けはできない仕様で統一されていると思われます。

 

(なぜ、水平置きで安定させる方法がないのか)

水平置きを安定させる方法を考えると、厚い合板、重量のある金属板・厚ガラス板で約20*20cmほどの下板を用意して、クレイドルの底を接着させれば、かなりしっかりと固定ができ安定化できると「思います」。

自分でやるとして、見た目、入手性で最も現実的だと思うのは、分厚い透明テーブルクロスを四角にカットしたもの、もしくは厚いアクリル板みたいなものに接着させてズレさせないのは効果があると思います、見た目もスッキリしたままです。実際やってみると何か問題が見つかりそうですが、候補として有力だと思います(未検証)。

ただ、接着だと戻せないこと、事故で強く押し倒した時に拡張土台ごと動いて被害が拡大するというのを思い浮かんでメーカーの意図を想像しました。

おそらく、メーカーは、水平置きのとき、コードに足がかかったり、倒れ込んだ時に容易に動いて被害を小さくすることを想定しています(本体とコードが非分離なのはなにか事情があってのことだと思います)。壁掛けの場合、高さがあり、壁際という水平面よりも安全な場所になるので、壁での固定を推奨しているのだと思います。

ということで、無理のない場所での子機の壁掛け設置が、最も快適に使える方法になると思います。壁掛けにするための作業は少し大変ですが、永く使う分、やるだけの価値は十分あるようです。

 

 

間違ってたら、適宜修正します。

 

 

 

 

 

ネズミ被害 - 害獣として駆除する必要性を理解

築40年近い大きめの木造2階建てに住んでいます。

これまで、害獣としてアライグマ、テンが、住宅に住み着いて大変な事になったという話を他人事のように聞いていました。

畑、小屋があって、問題というと、ゴキブリやムカデを室内で見る位でした、これらも、近所の解体があったときもしくは床下消毒が数年できなかったため、一時的に頻発したのが原因だったと思います。最近だと、見ないです。猫も、他所の飼い猫が定期的に昼寝しにきます(全く懐いてはいません)。

我が家は大丈夫という自信があったのですが、「ネズミ」で被害がでました。その話になります。

まず、ネズミ被害は、離れの物置として使っている小さな家で、畳の上にネズミの糞があるという事が最初です。水回りで昔、増築した部分を解体した都合、その接合部を塞いだ外壁の隙間から入ったようです。物置なので、特に気にせず、進入路と思われる箇所を塞いでフンの掃除をしたのも最近で気にしていませんでした。大量発生というわけでなく、おそらく食料もなくしばらくして去ったんだと思います。

これが、一応の被害として数年前からあるだけでした。それから、少し離れた古い民家の取り壊しがあった頃に、浴室の暖房換気扇がすぐに切れるという被害が発生します。最初、(失礼ながら)TOTOの製品故障タイマーみたいなものを疑っていたのですが、メンテナインスの方の話だと、天井裏の配線がかじられて断線しているとのことでした。撮影した写真を見せられて、こういうことってあるのかなという感じで、修理費4万円かかりました。補修部品(モーター本体)で1.5万。残り2.5万は主張料、技術料(天井の本体を完全に取り外す楽でない作業があり)。あと洗浄の難しいファンが汚れているので3000円の部品交換が入っていました。安くはないですがこんなものみたいです、配線だけ修理してもらえば安くなりますがそういうのはできないそうです、自分で修理しますという意欲はなかったです、納得しました。この納得しましたの理由には、このリフォームで取り付けた新品ユニットバスの浴槽の手を置く部分に、コーティングダマがあり、毎晩使うたびに気になるので相談したところ浴槽まるごと無料で交換してもらった事があり、その時にお世話になったメンテナンスの方なので面倒は言えなかったという事情があります。

ここでの被害もあり、居るであろうネズミ対策として、近所で情報を聞いたところ、農作物を置いておくと、ネズミが食べに来るらしく、以前からネズミ捕獲カゴに食べ物を吊るして捕獲していたそうです。(一応その家は、解体した家により近い)7匹は捕まえたという話からカゴは有効なようです。気になったのは、かわいいので殺せないので山に放しているというのが意外で、冗談かと思ったのですがどうも本当のようです。

とりあえず、浴室(ユニットバス)は点検口がありそこから(1F、2F間の)天井裏に侵入できます。なので、簡単な方法として被害のあった点検口を開けてすぐの換気扇裏に、罠カゴを置いておく(餌はチーズ)ことをしました。捕獲できれば、入浴中に異音を確認でき解決となるのですがそうはなりませんでした。

その数日後、天井裏からカリカリ音がするのを私が就寝中、確認しました。1階と2階の間の空間です。

この(おそらく)ネズミが犯人で間違いなさそうです。一時的ですぐいなくなってくれることを期待したのですが、数日ごとにカリカリ音を出して和室の天井裏にいます。

我が家のネズミは、同じ場所でカリカリ音を鳴らすだけです。同じ場所で足掻いているだけに聞こえます(ケーブル類を噛んで歯を研く習性をやっている可能性が大きいようです)。チュウチュウという鳴き声は全くありません。

一定時間、断続的に続いている感じです。

特に被害は、ありませんが、駆除の必要性を母が主張して市役所に相談してほしいということを持ち出します。私は、なんで市役所という思いでしたが、市報に害獣(ネズミ含む)の情報がありその影響かもしれません。

そのうち、勝手にいなくなるだろうもしくは捕獲カゴで捕まえられるはずという思いがあって、乗り気でなかったのですが、本格的なネズミの駆除に取り掛かります。

まず、ホームセンターにある「ネズミ一発退場(以下、一発退場)」という煙を充満させてネズミを外に出す製品を試すことにしました。

また、市役所の市民生活課に相談したところ、ねずみ駆除剤というものを無料配布しているそうです。

この、即効と遅効の2点攻めをすることにしました。

両方とも、屋根裏に入って作業をするのが効率的なので一緒にやってしまいます。

浴室に、脚立を置いて点検口に侵入します。以前、LANケーブルの天井裏配線で必要があり入ったことがあるので、不安はありません(読み返して、点検口の出入りに苦労していましたが成功経験があると、何事もなくスムーズに事が運べます)。

まず、一発退場ですが、効果を出すには条件があるようです。煙を出すには、水と反応させるので火事の危険もなく安全ですが、ミントの強い香りで追い出すというものらしく、あまり強烈な煙ではないです。

そして、1Fと2Fの天井裏空間って人が入れるほど広いのかという疑問があると思いますが、入れるのは1Fのリビングと屋根裏が合わさった部分だけで、1Fと2Fの和室の居住空間の間は狭く吊り天井で、太い梁もないので侵入できません(エアコンの電気配線をいじってもらった時に、小柄な電気工事業者の方は、点検口から入って別の押入れ天井から出てきたのを見ましたが、私ではどうやったのか全く理解できない難度です。失敗すると天井を踏み抜くことになります)。建物により状況が違うと思いますが、ネズミがいた、狭い和室間と侵入できるリビング空間は木材で区分けされており断熱材の隙間など、ネズミや煙なら出入りできるかなという感じです。なので、屋根裏で焚いた一発退場は、ほとんどネズミいた空間には届いていなかったと思います。もし、ネズミの居た空間で焚けたなら効果があったかもしれませんが、どうも、1回やって効果がなければ他の方法に切り替えたほうが良いという印象を持ちました。もし、狙いの部屋に押入れ天井口があるなら、効率よく使えると思います。

次が、ねずみ駆除剤「サッチューン」です。

市民生活課で、5袋まとめて無料配布していました。

これを、天井裏2箇所にトレイの上において設置しました。

食べた食べないの結果はわかりませんが、即効の一発退場の後、数日後に天井裏から異音がするという報告があったので即効での失敗がわかりました。

こちらの遅効性の罠を一緒にやっておいて良かったなという感じです。

こちらの製品、窓口の人の説明だと、ネズミが食べて内出血を起こし視力が低下して外に逃げる効果があるという説明でしたが、ネズミが弱って外で死ぬ傾向があると説明書にあり、これは普通に、ネズミを殺す殺鼠剤(さっそざい)です。鳥獣保護法で、ネズミを殺してはいけないややこしい理由があるのかと思いましたが、家ネズミは対象外だそうなので、印象良く説明しただけみたいです。人と鼠の戦い(伝染病と食料)という重く長い歴史が見えてきます(詳しくは知りません)。

何より、直接、人が誤って食べてしまう可能性、直接・間接的に猫・犬が食べて被害が出るなど、万が一を考えると、身近に無い方が安全なのは間違いなく、昆虫と違ってねずみを殺すということは、より人に有害な成分・量になっているはずです。改めて、危ないものだなと思います。

ということで、毒餌を置いてから、1-2ヶ月ほど経ちました。変化というと、異音の場所が報告ごとに違ってきて、新たに、毒餌を設置した屋根裏で音が聞こえたという報告、別の日に、脱衣所付近で聞こえたという報告がありました。その両方とも、毒餌を置いた箇所の近くなのでネズミが食べている可能性が高いです。

その脱衣所の報告の、1-2日後の朝、台所のトースターの裏に、ネズミの糞みたいなものがあるという報告を受けて、複数ある糞らしきものを、間近で見ましたが、不揃いですが、炭化した米のようにしか見えません。触って崩れることもなく、水っ気粘り気もなく、臭いもありません、炊飯器やオーブンで炭化した米という結論を私は出しました。先日、物置の小さな家で、ネズミの糞を掃除機で清掃しましたが、粉っぽく崩れたものが一部あり同じものとは思えませんでした。画像を検索しましたが、おそらく炭化した米か麦っぽい

その直後、現場のリビングキッチンで、「ネズミがいた!」という父の予想もしない声を聞いて、慌ててハエ叩き、雑巾、懐中電灯を持ち出して、逃げた先であるらしい、ピアノ下を探します。下からハエ叩きを差し込んだり、ライトを当てたのですが見つかりません。

本来の使用はなく、ただ小物置きとしてあるだけの、古いアップライトピアノの裏側を確認するため、びくともしない重量級のピアノをわずかに動かせることを確認できたので、少しずつ全力で動かしてどうにか裏を見渡せる状況にしました(足場の食い込み影響あり)。ねずみのために、朝食前の静かな時間にピアノや家具をどかす作業を必死にやることになり散々です。

裏側に落ちていた書類を発見するなどしましたが、僅かな隙間のときにすこし見えた感じだったのですがより開いてみると、いません。掃除機で、ピアノ背面の凹んだ部分をサイドから吸引したところ、ネズミが飛び出して入隅のピアノ足裏にいるのを確認しました。これを、ライトで照らして見たのですが、やはりこれは「かわいい」です( ハツカネズミに限る)。捕まえたらじっくり観察してやろうと思っていたのですが、正面の父が視認できず、ハエ叩きで追いやったところ、ピアノ下を通って正面に出たらしく、母親が絶叫する声を聞いて見失いました。影が見えたという感じで、どの方向に逃げたかわからなかったそうです。

大人3人体制でしたが、高齢者はこういうとき追跡するような俊敏さがなくて期待しちゃいけないんだなと、私の方でもどう捕獲するのか考えがなかったのですが、捕物は失敗、負けました。こんな大騒ぎをして、このリビングの何処かに居るであろうネズミの捕獲を諦めなくちゃいけないという結果に、唖然としました。そのあと、音で見つけられないかと、私1人でリビングでの物音に集中してみましたが、収穫はありませんでした。諦めて、朝食に切り替えるのが非常に難しかったです。

その夜、カリカリ音がするという報告を受けたのですが場所が今までと違ってリビングキッチンの元洗濯機があった場所の天井裏で外壁付近で鳴らしています。3-4箇所の報告で、共通の特徴があり、マッサージ機(昼使っている場合あり)、浴室換気扇(夜はずっとON)、洗濯機(毎日使う)どうも長時間振動を発生させる機械の近くでカリカリやっている傾向があるように思えます(ねずみが振動を好むという情報はないです)。

状況的に信じられないのですが、どうも、屋根裏とリビングをネズミは行き来ができる可能性があります。ここから出入りしているのかなという箇所は全く思い当たりません。ねずみは、つがい(ペア)が基本らしいので、2匹以上いる可能性が高いようです。

糞害がリビングまで来ました。3箇所目の毒餌を、台所床奥に設置しました。

幸い、ねずみが朝、リビングに現れるということは、初めてです。これは、(別の個体でなければ)毒餌により弱った異常行動の可能性が高いように思います。室内に死骸が残るかもというのはげんなりしますが、解決の方向には向かっている気がします。

ただ、予想できる被害として、自分でやった屋根裏LANケーブル配線は一部、被膜の薄い(極薄ではない)フラットLANケーブルでネズミに齧られたら通信不良が容易に起きて、新設よりは楽ですがケーブルの入れ替えをしなくてはいけません。わずかな通信不良も切断かもしれないと新たな懸念になったのは負担です。より深刻なのは、被膜が厚いとはいえネズミが本気でかじる(他、浸入で)と電気ケーブルをショートさせる火災事故はあるようです(今回は、小型のネズミですが、細いケーブルは見事にやられています)、結果、最悪の場合、自宅火災ということが起きるようです。

(ネズミと遭遇した日の夜)、深夜0時。ねずみ被害を確認。

左:齧られたキウイ 中:高所で見つかった糞 右:回収した糞 

キッチン出窓に置かれたキウイが、写真のように齧り食べられていました。食べ跡からねずみで間違いないでしょう。掻きむしった皮と一緒に黒い糞らしいものも発見。

また、先日糞らしきものが複数あったオーブントースターのインスタントコーヒー瓶の上に黒い糞らしいものが1つ(これは以前の物かも)、IHコンロの周りにも糞が点在(迂回されなければ通路が狭いので粘着罠設置に向いている)、ゴミ箱横の仕切り板の上にも黒い糞らしいものが1つ。高い場所から見回す習性があるのか、なぜここにという場所に糞を残しています、どこでも登れるようです。

夜、人がいなくなってからすぐに活動し始めているみたいです。

焦げた米麦っぽいものは、糞で間違いないようです。全く糞らしくはないです。

キウイ、オーブン周りのパンくずを餌にして滞在し、糞を残しているようです。

状況から、キッチンでの被害を予想して捕獲罠を仕掛けておくべきでした。(後手)

情報収集で聞いたのは、飲食店では粘着ネズミ捕りを使うようです。毒餌は飲食では使いにくい、死骸の確保。それに習って、餌場に設置して捕獲しようと思います。在庫が潤沢に置いてあったと思うので主流なのでしょう。

ねずみは、つがい(ペア)らしいという情報も知って、厄介さが予想以上です。遅効性の毒餌と粘着捕獲シート、捕獲カゴで、とりあえず今回は解決という流れに持っていきたいです。もしかすると、長くなるかもしれません。

(キウイ被害の翌日1/13)、粘着罠設置初日。ホムセン(カインズ)オリジナルは、ダンボール色のベージュ、コメリのメーカー品は、ブラックと色の違いがある。ネズミが警戒しない色はどちらなのか気になったが、設置場所の違いもあるのではっきりしないと思う、とりあえず、長期的に使うことになるので、好みのものを見つけてください。設置場所は、キッチンのカウンター3枚、床2枚。

粘着罠の構造は、シンプルで、粘着面同士が向き合った1枚折のメニュー帳みたいなものが剥がすシールもなく、折りたたんであるだけ。開いて折れの癖を取って水平面に置くだけ。ある程度重さがあるので、床面が安定している場合、そのまま、壁際で僅かな盛り上がりがあるばあい、セロテープで軽く固定したほうが安心だと思う。

あと、食料がある場合、ねずみが、自然といなくなることは稀だそうです。

 夜7時半でガリガリ音 同時にケーブルが揺れていると思われる。場所は私の部屋の真下。以前と場所が違う。外から太鼓の練習による騒音がしてにぎやかな時で本当にネズミなのか怪しかったが、休憩を挟んで2回目の演奏が始まったら床下からの音はなし聞こえない。やはりこれはねずみのガリガリ音。演奏と一緒に、騒音を出している。

どうも、生存習慣として、音が大きい時にガリガリ活動するとか、存在を消す習性があるっぽい。ガリガリ音を立てるときは、音が大きい場所、大きな音が良くする場所を選んでいると思われる。人ほどの知能はないが、習性で危険を回避する能力を持っている。習性を理解した上での対策は非常に有効。

その夜、被害なし オーブン手前に糞が1つ(動かしていないので新規だと思う)
糞のあった場所に設置したが、キッチン外から入って来るので外側に罠を設置しないといけない。
危険があったと学習する前の警戒がゆるい時に罠にかけるべきなんだと思う。

(キウイ被害の翌々日)

天井裏作業 粘着罠の設置、遅効性毒餌の確認と回収、一発退場のから容器の回収。


断熱材上に設置した毒餌は、2箇所。ユニットバス近くはそのまま。リビング近くは、トレイをかじった跡あり、それで引っ張って半分こぼした状態。食べた感じではない。どちらも回収。

リビング近くの複数入り組んだ梁の上に、粘着罠を設置。安定した場所を優先、将来邪魔なら撤去してもらう。固定化は失敗したかも、ピン画鋲を小石で叩く感じで十分と思ったがすごくゆるい。小釘と極小のハンマーでしっかり固定する必要があった。
例 浴槽の上に物を落とすと確実に傷ができる、割れる可能性すらある(数回落としてヒヤヒヤした、普通は蓋がある)、なので、重いものは持ち運びたくない。
場所が悪いとネズミが乗って転覆する可能性あり。とはいえ、ネズミが乗って運悪く断熱材にトリモチがついちゃうかもなので、許容範囲。そのほか、ユニットバス近くのT時に設置したがこちらは1点留めなのでより不安だが、安心装置なのでよし。

本番は、ユニットバス上でここは島状態で周りの木とは隙間が空いている、ここに飛んでネズミは来るらしい。機械周りは水平なので、2つ粘着罠設置。遅効性の毒餌もとりあえずせっち。こぼれても良いように2重容器。
ねずみに来てもらって罠にかかってもらう。奥に進むには断熱材のある梁に足を突っ込んで天井の横張を持ちながら進むしか無いんだと思う、落ちると吊り天井がやばい。梁の上に、配線があると膝が痛いし、立って安定できるユニットバス上以外でなにかするのはやめたほうが良さげ。
軽量でコンパクトなハンマーは、持ち合わせのない道具だった30cm、27cmはあり20cmはない。軽量最小のものの必要があり。ダイソーペグハンマーを買ってしまったのだがこれは釘が打てません。目的のミニハンマー的なものはないのか焦りましたがダイソー大型店舗で記事で一緒に紹介されているミニパイプハンマー(パイプ?)があり、約20cmで小さく軽量でちょうどいいものがありました。

ここが齧られてますよで写真を見たら、極細い黒い配線で、おそらくモーターから出ている黒いスポンジシールで被してあるところがやられたっぽい。
左は暖房機能で加熱のみ、右のモーターで送風換気扇。真ん中の仕切りを切り替えるだけでモーターは1つのみ。
稼働させると、ゆっくり加速していき全開になると切れてしまう。なにかのセンサーの安全装置が機能してしまうらしい。
ネズミの可能性がありますの、数日後にねずみ異音を初めて聞いたので間違いないと思う。
業者が配線した電源ケーブルは、芯が太く固く分厚い被膜で丈夫そうだが、検索すると、削る感じで露出させるみたいです。
ただ、地下ケーブルはドブネズミ。屋内はクマネズミの被害が多いらしく。ハツカネズミは書かれていませんでした(一例)。
我が家で、細いケーブルで被害が出ているので、被膜のない脆弱なケーブルでハツカネズミ被害が出るようです。業者は、皮膜なしの脆弱な配線を設置しないので除外しているようです。細い配線でハツカネズミの被害が出るよようです。
糞尿など、他の問題はそのままですが、ケーブルはネズミの種類ごとに事情が違うようです。

屋根裏作業をすると思うのですが、一家に1つ、強力なLED懐中電灯★【【180ルーメンで強力過ぎると思っているのに、主流が600からとか進みすぎ過剰性能ではないのかと思っていたが、1000円ちょっとで安価だったので350lmのライトを買ってみましたが丸い円内で相応の輝きになっていて新鮮でした、映画で強い懐中電灯照明で緊迫した映像が流れますがあれと同じ雰囲気、暗闇の中で強力な光だと天井の普段見えない汚れがよく見えたり強力なライトでないと見えない世界があるので300-600lmの価値はあります、ただ、強弱切り替えがなく弱くして電池切れを伸ばして長く使いたいというスタミナモードは、6時間駆動とはいえ必要に思います、同じ単三2本で250lmの10時間のほうが実用的です、切り替えで強弱、さらにフラッシュ機能があると不満は無くなります(180lmが主力である理由になります)、と思ったのですが、単機能でON/OFFの操作でシンプルに使えるのはメリットで使い勝手は良く気に入っています、複数ライトを持っているなら単機能で強力で困ることは無いでしょう。電池でなく専用バッテリーの1000lmの世界もまた違った楽しみがあるんだと思います。また逆に、一般向けは光量が足りない(従来50ルーメン)と感じています。新製品があって、110ルーメン懐中電灯オーム電機単3*2

高齢者でも難なく使えるスライドスイッチで110ルーメンで十分な光量、値段は600円と不満のない新世代防災常備用の定番となる懐中電灯だと思います。新旧光量性能混在で売られているので注意が必要。】】★は重宝する。複数はいらない。

 

偶然、天井裏からキッチンへの浸入ルートを見つけてしまった。
懐中電灯の買い替え検討で、新旧8倍の明るさの違いがあるというライトを壁に当てて違いを確かめて大した違いはないなと思っていたら、壁上の配電盤に向けてチカチカ明かりを当てていたら(もしくはスイッチのコチコチ音で)、ひょっこりネズミが上から見下ろす感じで出てきました。なんで出てきちゃうのかなと、好奇心旺盛なのかと、警戒心が薄いとは書いてあったけど、かわいい上に好奇心旺盛とか、生存戦略がしたたかすぎる。数秒対峙して裏に消えてしまった。
飛び出てくるのも想定して、脚立で覗いたら隙間があったので間違いがない。配電盤は天井裏に配線のほとんどが繋がっています。
リフォームをいろいろやった都合、配電盤の配線数では対応できず、補助配電盤追加から主配電盤のアップグレードに至って、交換しています。そのため、以前の配電盤向けに開けた壁穴が大きすぎて一部露出していました。高さ2センチほどですがこの隙間で浸入ができるようです(私の人差し指が通らないところをネズミは通ってます1.7センチという情報がありました)。とりあえず、アルミ箔を突っ込んで出入り口を塞ぎました。床から高さがあるのですが、配電盤→神棚→上窓枠→洗濯機ラック棚→以前写真に撮った仕切り板という感じで降りて、逆で戻っていたようです。おそらく、30センチ以上跳ねる、壁をよじ登る能力があると思われます。
その通路に、糞がところどころちゃんと落としてあったので間違いないと思います。やる気があればフンの痕跡で、出入り口の特定はできるようです(ラットサイン)。
他、行き来する可能性があるのは、引き戸の収納スペースが天井裏と(おそらく)繋がっているので出入りができそうです。
塞いだ夜、21時頃動き回ったり、かりかり、にぎやか。和室のシーリングライト触りを兼ねて観察。
23時 塞いで安心して降りたら、キュウキュウという音がかすかに聞こえて動揺。まさかと思って粘着シートを見回すと、オーブン手前の罠に、ねずみが1匹、こちらを背に奥のオーブンに向かって寝ていました。


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近づくと、体を大きく起こして罠から逃げようとし、キュウキュウ一度鳴くのが印象に残る。
カメラで動画と写真を撮ったり、じっくり観察しながら何か似た映画があるなと思ったら、「フルメタル・ジャケット」。キルミーとミッキーマウスマーチが無防備とネズミで重なる。複数が1人という展開も似てる。
そういえば、薬学部の女学生時代の話、実験用のハムスターを尻尾を引っ張って処理するのが日課という話を思い出す。
感慨にふけていたが、どうすべきかしばらく考え、粘着マットのパッケージ箱の説明を読む。ネズミがかかったらブックを閉じて可燃ごみとしてできるだけ早く出してくださいとのこと。
塞いだのにどうやって来たんだろうという疑問は、配電盤のアルミ泊で塞いだ穴が突破されていてやはりそこから浸入してきたようです。
時間を置いて、ねずみが粘着抜けでもすると惨事になるので、戻って粘着シートを本を閉じるように折って、ネズミをはさみました。こうすると、ネズミは全く鳴かなくなりました。ほぼ満杯で、外して置いてあった可燃ごみ袋に突っ込んで、袋をきつく結んで冬の外に置いて処理ができました。
つがいという話だったので、他の個体がいないかと和室リビングでにぎやかだったところで耳をすませましたが、静かで1匹だったんじゃないかと思います。ブレーカー下の捕獲カゴの方には、かかってくれませんでした。
短いお友達でした、これでネズミ騒動は解決日常に戻れる気がします。

配電盤を開けると、齧られたアルミ箔くず、少しの糞。ケーブルは齧られた跡はなし。掃除をして、上部にはみ出た穴をどう埋めるか思案。
壁奥に垂れ木(縦が2本左右にあるのでそこに当てる、高さは干渉しない用に2枚重ねるという方法)があるので、とりあえず詰め木として木材を入れる(プラ・金属が候補だったが、工作用木材にちょうどよい物があり)。横幅だけぎりぎりでカットして調整。押し込んだら、奥行きがちょうどよくハマる。2層にして押し込んで8割がた木材で埋まってくれた、すごく助かる。あとは、エアコンパテねんどで隙間を埋める予定だったが、肉埋めが上手くいったので木工ボンドを注入して穴埋め、これだと硬化後半透明になるのでより目立たない、少量であれば粘土より扱いが楽。これだと木を食い破らないと出入り口は作れない。ほか、補助分電盤の穴が大きすぎ、横配線で削った部分ありでこちらも穴埋めを丁寧にする必要あり(この穴は必要な経で工事が悪いわけでは無いが、虫は侵入可能なのはメインの配電盤と同じ、問題は配電盤から抜け出せるカバー穴が塞いでいないこと)。あとは、虫対策に細かい隙間をパテで埋める。ずっと使うものなので、丁寧にやる、配電盤に余分なものが見えるのは避けたい。

上部のボンド注入後で黒い隙間があるように見えるのは汚れです。

これで、ねずみ、ゴキブリ、ムカデが天井裏から浸入できない、本来あるべき配電盤が完成。配電盤の更新が珍しいですし、電気工事士の仕事はちゃんとやっていて、ネズミ対策をするしないで、作業時間が大幅に増えるので、塞いで大丈夫なのか確認相談はしましたが、業者が悪いとは言いにくいです。ただ、誰がこの作業をすべきなのか曖昧で、やはり電気工事士の人のブログで配電盤のネズミの情報が多く見つかります。仮に、電気工事士の人が、エアコン用の粘土でとりあえず埋めときましたと言われても、見栄えの関係で不満になりそうなので深入りしないのが無難です。そもそも、私の人差し指が通らない隙間(第一関節以上、第2関節未満)から、ネズミが難なく出入りできるとは思っていなかったので、業者の関与不足な気がします(当時の事情として、配電盤を交換したらカバーがついたため奥行きが増して、横の収納扉両開きの片側と干渉して全開にできないという支障がありました。作業後の説明はなく、後でわかりこれはしょうがないよねと不問だったのですが、扉の干渉、壁穴の隙間と想定外の問題が重なってややこしくなるのを避けて何も言わなかった気がします。隙間穴については、自分が埋めときます的なことを確認時、言った気がしなくもないので曖昧、記憶違いだったら申し訳ない。大手家電量販店のリフォーム関係で電気、水回り幅広くいろいろお世話になっている業者さんです)。

他、天井裏からねずみが出入りできそうなのは、片側引き戸の戸袋が壁の中にあるもの、これも戸袋横が壁中と繋がっている(押さえを外して引き戸を出せば、戸袋内が確認できる)はず、たしか密閉にはなっていない。ただ動く危険な引き戸があるので、条件が悪くい、可能性としてはある気がする。

これについては、最近のユニット式では問題なく。古い建具で、家全体のふすま、ガラス戸と共通のもので、大工仕事で作られたもののみです。

ガラスのはめ込み、ふすまの凹んだ張り紙部分の空間で、ハツカネズミは出てこられます。ゴキブリ、ムカデは閉じている隙間でも侵入できるので、夜中突然現れる虫の進入路は屋根裏からのここ経由と思われます。侵入を絶対阻止したい場合、天井裏から壁裏の開放部分を完全に塞いでしまえば浸入を防げると思うのですが、元々そんな感じなのかできるはずです。繋がっているというのが勘違いでなければ、そうなります。

他、サッシや照明器具の隙間も入ってきそうですが、頻度は少なく思います。

当然、扉戸の開けっ放しの状態で、昼間に入ってきている可能性もあります。

この機会に、侵入路の特定ができた気がします。新築ではこうした侵入対策ができていて、遭遇する機会は少なくなるのは間違いありません。

 

(3月、2匹目のねずみの死骸が見つかり、つがいで行動するらしいです)

引き戸のつまり具合が気になって、とりあえず目立たないところの干渉部分を軽く削ってみようと、内張りを外し、引き戸を外してみたのですが、壁中の戸袋の中にねずみの死骸が見つかりました。

以前、一匹めの捕獲後、ネズミの鳴き声を母が聞いたと言っていた箇所であり、配電盤以外の出入り箇所と疑っていた場所です。

ただ、中を見たところ出入りできそうな隙間はなく、もしかしたら柱で見えない箇所に隙間があったのかなという感じでした。おそらく引き戸に挟まっての死亡ではないかと思います。

とりあえず、業者のつがいで行動という情報は本当みたいです。疑ってすみませんでした。

以前、ハクセキレイ(違う鳥かも)の死骸を庭で見つけたことがあります。何かにぶつかったのか地面に転がっていました。それが、つがいだったらしく、同じ種類の鳥が、近くで延々鳴き続けて、相手を呼んで探しているらしくその必死さが強く思い出にあります。

もしかすると、失踪したつがい相手を探す、もしくは塞がれた通り道と別の道で食事に来たのかわかりませんが、通常とは違う行動をした結果かもしれません。

繁殖前に、解決できたのは、運が良かったです。

(ねずみ被害を追加:糞尿による天井染み)

1Fの角部屋、普段人のいない物置部屋で、ネズミの活動音を聞いたことはなかったのですが、ねずみは特定の場所に糞尿を集中させる習性があるらしく、それによる天井染みと思われるものが見つかりました(天井シミというのは我が家初、隣室でもう一箇所発見)。母いわく、昔2Fトイレの水が溢れた事故があってその影響で土壁にシミみたいなものがあるとのことで、その可能性もありますが、位置が壁から離れておりどちらも少量、色も濃く出来立ての可能性が高いと思うのでネズミの尿と思われます。清掃するしないは別にして、あまり気にならない場所だったのでいいほうでした。悠長に構えていたことが悔やまれます。

 

(追加)4月半ば クマネズミとの遭遇

夜10時に帰宅して、家の周りを歩いている時に、地面をなにか動くものと遭遇しました。家の壁と立てかけた脚立の間で動かずに様子を見ているのでもしかして撮影できるかもとスマホをいじったらそのままでいてくれて撮影ができました。体は、前のハツカネズミより大きくドブネズミ・クマネズミの可能性が高いなと思ったのですが、地方の一軒家なので「クマネズミ」と思われます。

離れた撮影が終わって近づくと壁際で移動して冷蔵庫裏に逃げ込んだみたいでした。こちらだと、より近づいて撮影ができたのですが、なかなか動かず、冷蔵庫裏で尻尾を出して逃げないのでもしかしたら、屋内キッチンにあるねずみ粘着シートを持ってきて捕獲ができないかと、離れて展開済みの2シートを壁際の逃げ場と思われる場所に設置しました。冷蔵庫裏をほうきで触って追い出したのですが、見事にシートを踏みつけて粘着罠にかかりました。壁際に雨樋パイプが横に走っておりその上は滑りやすいのか回避してくれて罠の上を走ることになったみたいです。

クマネズミの性格が、警戒心が強く臆病とあり、なかなか動かない、人の方に向かってこないという面が悪い方向に働いて捕獲ができてしまいました。

 

 

という、生生しい経験から、教訓としてまとめておきたいのは

昆虫 ⇨ ねずみ(小動物) ⇨ アライグマ・テン(中動物?)

で、被害規模・金額や捕獲難度が跳ね上がります。

ねずみは、歯をすり減らす目的でかじる習性と糞害でかなり悪質みたいです(昆虫比)。

昆虫と同じ感覚で対処できると思っていましたが、(哺乳類で速度が違って)捕獲はかなり困難みたいです。

あと、重いアップライトピアノの処分をこの機会に前向きに検討することになりました。

毒餌は怖い、捕獲罠は餌が干からびて交換が手間など、良い駆除方法が思いつきません(これまでのネズミ駆除で洗練された道具を知る機会を得たのは楽しみではあります)が、ねずみの痕跡に関係なく日頃から、害虫・害獣の予防と駆除をしっかり取り組んだほうがあとで後悔することが無いと思います。ネズミは、かわいいですが、本気で駆除すべきやっかいな害獣です。

今回の話をしていて、ハツカネズミは白毛のイメージが強くあるそうなのですが、白、茶、黒、ぶちと様々あり、どれもハツカネズミだそうです。

 

両面照明「バルベット」侮れない昭和の設備

これまで、気が付かず活用できていなかった設備が「バルベット」です。

別名、壁両面型照明。

古い家屋の玄関扉の上部にあり、思い返すと昔の家屋で結構あった気がします。

普通に見ると、ただの玄関灯なのですが、壁を貫通した枠の中に電球があり、点灯すると外側(玄関灯)と内側(内玄関照明)の両方を照らします。

国民ソケット」「自転車」など、実用的で無駄がなく高効率のものが好きなのですがこれも、その類のものです。

玄関灯だけだと光源以外あまり明るくありません。内玄関照明だけだと玄関内が明るいだけで外側を照らせません。

壁両面型照明だと、両方を兼ねる事ができて、夜、外側から見ると玄関灯+玄関内の明るさが合わさって、外照明と異なった印象になります。玄関灯+内玄関照明両方を点けた感じです(比較すると、光量は控えめになります)。

これが、昭和時代に普及した背景(想像)ですが、

・暗くなると点灯する自動照明がない(少ない)時代なので、夜、帰宅する人がいる場合、足元が見えず本当に危ないので玄関周辺を明るくしておく必要があった。

白熱電球(60W)→蛍光灯電球(13W)→LED電球(6W)と進歩しているのですが、今よりずっと切迫した節電意識があると壁両面型照明に行き着く。

廃れた背景は、

・照明事情の改善、自動照明の普及で、玄関灯を点灯させ帰宅後消灯する必要性が薄れ、重要度が落ちた。

・夜、特に小さな家だと、光漏れで睡眠に支障があるので、玄関灯と玄関内部を分離させるのが一般化した。(帰宅者より居住者を優先)。壁両面型照明の時代のほうが帰宅者の満足度は高かったと思う

白熱電球時代は、帰宅するまで点けて帰宅後消灯という使い方。その後、長寿命・省電力の蛍光灯の普及により玄関灯が常夜灯を兼ねる使い方に切り替わった。

こうした背景が考えられます。今だとなかなか見かけないものだと思います。

現在、LED電球が普及し、消費電力が少なく、しかも、長寿命という時代になりました。

私の家の事情だと、夜、庭に常夜灯がなく、玄関が真っ暗なので、手動で玄関灯を常夜灯として使っていたと思います(玄関内も少し明るくなる)1990年代?。

それから、屋外に夜暗くなると点灯する常夜灯や強力なセンサーライト(最近はLED光源しかなくしかも白色のみ)、玄関灯も自動化していきます。

実際、夜の庭を明るくすると安心感が増すのでやったほうが良いものと思っています。費用的なハードルは、かなり小さくなっています。

そんな状況の中で、たまたま、離れの古い小さな家の玄関灯が死角(常夜灯があると良い場所)にあったので、活用を検討する事になります。

この家は、電気が使えて玄関灯としては、使える状態です。

長年放置してあったので、照明のカバーが黄ばんで光を透過しなくなっているので交換が必要です。

この照明を知る必要があり調べると、おもしろい記事が見つかります。

玄関灯「バルベット」の謎

よくここまで玄関灯「バルベット」を調べて正確詳細にかけるものだなと。研究者レベル。

昭和レトロな両壁両面型照明用カバーを交換する!

光量が不足するのが廃れた原因と書かれています。玄関とトイレ。

築45年で新品と同じものですが、わずかな違いとあります。私の場合、後述しますが、既存のものは外枠に会社表記がなく、新品は会社表記があり全体的に2-3ミリ小さくなって互換性(枠の使い回しはできない)はありませんでした。おそらく、1970-80年の間に、製品規格の変更をしています(木枠なので、それで特に困ることはありません)。

同じように、深夜注文して朝7時に見積もりをいただきました。興味が湧きます。

 

栄興電器工業所(製造販売元)で新品カバーが手に入るとのことで、800円+送料680円で購入しました。深夜注文→朝見積もり→昼振込・連絡→当日発送という流れで、翌日届きました。非常に助かります。

これで、カバーを新品に交換して、LEDなり蛍光灯の電球にすれば壁両面型照明として復活することができます。

ただ、これだと手動で操作する必要があり、終了とはなりません。

自動点灯機能を追加する必要があります

当初、他と同様にEEセンサー(暗くなると点灯、明るくなると消灯する回路)を追加しようと思いましたが、

自分の感覚では、壁両面型照明を常夜灯として使うのは不自然(外から見て一晩中、玄関前と内玄関両方を明るくするケースは稀)。

EEセンサーは回路を共有できるので、別のEEセンサー付き常夜灯から配線を持ってこれれば省けるが、離れでできない(個人的な事情)。

こうした理由で、EEセンサーを追加して常夜灯とするのは止めました。

諦めるのも含めてかなり悩んだ末、思いついたのは、

プログラムタイマーコンセント(以下、PTC)の利用でした。

これだと、夕方5時から夜9時までという時間指定ができ、明るくしておきたい時間帯だけ点灯させることができます。商品自体、ホームセンターで1000円程度で容易に入手できるもので、これでEEセンサーと同様に、自動化ができます。

 

ここから、交換・配線作業になります。

まず、カバーの交換ですが、取り外しは、外側内側それぞれの4本のネジを外すだけなので簡単です。取り付けについては、従来(会社名表記なし)新品(会社名表記あり)でサイズが少し異なる状況だったので、ネジ穴がそれぞれ1ミリ程度ズレて合っていません、木枠の余剰はほぼ無く大きくずらせないので、これをどうすべきなのか悩みました。、結局、既存の木枠のネジ穴に横滑りして入ってしまいますが、ネジが傾いた感じでも締め付けができるので問題はありませんでした。

新品では、白いカバーの真ん中左右(外枠に2つのくぼみで見つけやすくなっている箇所)を挟んで固定部を外して、カバーを外枠から取り外すことができるのですが、蛍光灯やLEDは長寿命になっており、短寿命な白熱電球を頻繁に取り外すような使用はまずないと思います。また、白熱電球の消費電力に伴った高発熱による、カバーの硬質化(割れやすい)や透過率の低下は起きくくなっていると思われます。紫外線による劣化はありますが、ホコリ取り程度で以前より手間がかからず使えると思います。

次が配線なのですが、既存の配線は、本職の電気工事士がしっかり作ったもので無駄がありません。これに、PTCを追加することに非常に悩みました。当初は、下の梁に通常のコンセントを追加してそこに差したPTCの配線を持ってきてという方法を考えましたが、木枠の加工や迂回するため余分に増える配線、PTCが目立ちすぎるなど、これという方法が見つかりませんでした。結局、最も手間のかからない方法を採用しました。PTCを浮かせて追加して、きっちりと固定したものを作らない(必要なら容易に元に戻せる)という決定になりました。場合によっては、こうした形もありだと思えるようになりました。

完成した壁両面型照明ですが、常夜灯で統一している温かみのある黄色っぽい電球色と相性が良いです。カバー無しだと、明るさは際立ちますが明るすぎる感じ(60W相当)があったので、カバーで落ち着きます(写真は実際より明るく写っています)。また、頭上にあるので地面置きのポールライトより、遮蔽物が無いので照射範囲が広く明るく感じます。

好みの問題ですが、丸形蛍光灯からLED電球にすると、温かみがなくて深みがないという印象で、再度、丸形蛍光灯に戻したのですが、こんどは明るさが物足りないというかんじになり、また、LED電球(60w)に戻すという事がありました。

立ち上がりに、蛍光灯は暗く、LEDは全開という違いがありますが、それは別にして、蛍光灯は、3年の寿命の間、ほとんど同じ明るさが保たれますが、LEDは徐々に明るさが落ちていき、10年で半分か7割ほどに落ちるので、そこで寿命という扱いのようです(不正確ではないないはず)。

長年使って、LED電球なんか暗いかなという印象があれば新品に交換というサイクルで良いみたいです。(省電力のLEDであっても)発熱の多い高ワットでしかも密閉照明だと熱が溜まり、回路の熱劣化で動作不良で壊れる場合もありますが、壊れる以外に、明るさが劣化して暗くなったので交換する必要もあるというのは知っておくべき知識です。特に、初期のLED電球は全方向に照射のできないタイプ(非公配光形状)がほとんどなので、交換すると明るさが大きく違うということが起きやすいと思います。

あと、別の照明になりますが、「防犯灯」。直管蛍光灯20wから32w相当のLEDに替えたのですが、明るさよりも、光が広範囲に飛んでいながら、本体元が明るすぎるということがなく、地味に明るいという常夜で点けっぱなしになる照明として非常に完成度の高いものになっていました。常夜灯とLEDは相性が非常に良い(電気代や交換の面でもメリットが有るのに加えて)みたいです。

とりあえず、玄関バルベットを(一応の)常夜灯として有効活用する方法は悪くないという記事です。

使われていないバルベットがある場所に、新規の常夜灯を設置するのは設備の有効活用ができておらずもったいなく感じます。ただ、時間式の玄関灯になってしまうので、時間外に内玄関に明かりが欲しいという時に、使えなくなります。状況としては稀ですが、何かしらすぐ使える代替となる照明機器(不要になったデスクライト等)を玄関内に用意しておくべきです。

 

(手押し浅井戸の修繕の経験)

昭和の設備で思い出したのですが、以前、手押し浅井戸ポンプを再使用するため部品を購入して設置したことがあります。

電動ポンプがあるなか、防災用という意識で緊急時使えるようにという思いでしたが、水道給水関係のDIYは難度が高い(蛇口交換だけどうにかできる感じ、失敗が漏水に直結するので失敗しながら学ぶDIYと相性が悪い)です。鉄製の手押しポンプは錆びるという問題より深刻だったのは、木製の台板が井戸内の湿度でシロアリが発生しやすいこと(安物だと数年で使用不能になります、防腐剤は井戸に不向きです。鉄筋とコンクリートで台板自作で対処できました。)、ポンプの中核部の筒が鉄だと錆びてザラつき、それよりもピストンの隙間を埋める材料が、本皮・ゴム(プラ玉)とあるのですがこれらは数年で壊れたりボロボロになり使えなくなります。日常的に使って水が抜けない状態を維持する必要もあり、緊急時にだけ使いたいという使用は現実的ではないです。

最近は、都心の新築マンションに手押しポンプが防災用に設置されていますが、あれは、筒・ピストン共にステンレスで壊れにくい密閉式になっているはずです。

日常使用なく、昔からある鉄製の手押しポンプ(開放式)を防災用にするのは止めたほうがいいです。

(手押し井戸ポンプの動作は、かなりの上半身運動になるので、自転車(下半身運動)と組み合わさって、昔は生活動作で運動ができてしまい、運動不足というものが起きなかったというのが推測できます。今と比較して、皆、(運動できていた分)活き活きしてたんじゃないかと思います。)