(2024/4に書いて下書きのままだった記事です)
都心に屋根ありの駐輪場が確保できたため、クロスバイクを置いていたのですが、都心は小型の折りたたみ自転車がふさわしいのではないかという思いが強くなってきました。
置き場の密度が高く小型のほうが自他ともに邪魔にならない、混雑する都心で速度は出さない方が良い、近所を軽く乗る程度がちょど良い、折りたたみだと電車を使った運搬が可能といった理由があります。また、広く乗り回せるような別の場所にクロスバイクを置く理由ができたこと、自転車の多様性を知るには折りたたみにも手を出しておくべきという考えもあります。管理する台数的にはこれが限界(自分用4台+家族向け2台)だなと思います。
という想定でしたが、自宅で保管してどこにでも手軽に持っていける自転車になるかもしれません。
まず、折り畳み自転車は1万円からあり高級なものまであるので、一般の自転車と同じような価格帯です。
最安の折りたたみ自転車を乗り捨てる感じで購入するのも考えた(昔、一度やったことがあり輪行して銀座方面を一度走って自宅放置で廃棄)のですが、機能面で妥協のないもので重量は気にせずに値段は手頃なものという条件で探しました。
実用・機能面で妥協はなし
重さは気にしない(折りたたんでの運搬は通常なし)
値段は手頃なもの
この実用・機能面は具体的には
・後輪ブレーキがキーキー鳴るバンドブレーキでなく、サーボブレーキ
・オートライトが標準装備
・固定錠、前かご、泥除けのあるもの
なのですが、この条件に合う車両は1つだけでした。
ec.cb-asahi.co.jp
他の細かいところ、ギアシフトがハンドル一体型でスッキリしているのが良いです、購入して改造する手間が最も少なくて済む折りたたみ自転車(32000円)が幸い見つかりました。
あさひ[ASAHI] カジュリーフォールディング BAA-O 20インチ 外装6段変速 オートライト 折りたたみ自転車
バンドブレーキをサーボブレーキに6000円で交換できるというのも確認したのですが、最初から済んでいればそれが手間がなく理想です。
もし検討して調べると別の競合品が見つかるということはないはずです。
自転車の扱いが大きい大規模ホームセンターだと、20インチの折りたたみ自転車のコーナが一般車ほどではないですが結構充実していたので人気のある車種のようです。
最寄りのサイクルベースあさひに、あさひオリジナルの車両であることから展示車があり、試乗し問題がないので軽トラに載せて持ち帰ってきました(オートライト32000円とダイナモライト27000円で2仕様あるので注意)。
標準での乗り心地は、タイヤが太め、回頭性良く、出だしが軽いのが影響して印象は悪くないです。クロスバイクと違い、前かがみでなく座部にお尻をどっしり置く感じ(シティサイクル姿勢)ですが、不安定さはなかったです。自宅から、癖のない一直線のサイクリングコースを走ったところ、クロスバイクと比べて膝や肘を折った姿勢になるので膝が痛い感じはしました。これを、サドルのバーを400mmに交換(高さが約50mmアップ)してかなり楽になりましたが、シティサイクル姿勢(T字ハンドルでどっしり座る姿勢)だとこういうものみたいです。
小径車なので速度が出ないというのが特徴なのですが、このサイクリングコースをクロスバイクTB1だと25分かかるところ、30分で走れるので、意外に遅くはないです。ただ、体感としては、遅いなというのは乗りながら思うので不思議なものです。
ギアは6段ギアで、6速は若干ゴリゴリ抵抗感があり、6・5速で通常走行。軽い坂道で4速、きつい坂道で3-1速を稀に使うのかなという感じです。
購入時に折りたたんでもらったのですが、部品選びや設計がよくできており、干渉なしに小さく折りたためます。これを改造すると、干渉箇所ができて中途半端な折りたたみ加減になると思いますが持ち運べなくなるわけではないので良しとしました。その点は、改造後の運搬での感想を書きたいと思います。
以前だと、オートライトの明るさに不満があり、パナソニックの強力なものに交換していたのですが、標準のハピソン(2021年にパナソニックの自転車LEDを引き継ぎ、以前はサンヨーの自転車LEDを引き継いだ会社だったと記憶)で色に癖もなく・十分明るい光量があったのでそのまま使えました。
前かごは、通常のものと比べると小さいのですが、通常のものは余裕があり、この小さいものでも中サイズのバックパックリュックが問題なく収まるので十分な実用性があります。
具体的な改造箇所ですが、
・サドル
小型の硬いサドルです。折りたたんだときに邪魔にならないというメリットがありますが、より大型ですこし柔軟性のあるとおしりをどっしり置けて快適になるというのが予想できました。
以前、一般車で購入して適度な硬さと高級感があり一番良いと感じたパナソニックのサドルに交換しました。1-2cmほどサドルを交換するだけで着座位置が高くなります。
スポーツタイプのスッキリとしたものがかっこよいと思いましたが、座ったところ尻を完全に置く感じの姿勢なので不向きだと思いました。
また標準と比べれば、汎用の一応高級サドルになるので、サドル窃盗に遭う可能性が高いです。駅の駐輪場に長時間留めておく場合でもなければ大丈夫そうですが、対策としてはステンレスワイヤーロープをホームセンターで購入して車体とサドルを繋いでおくという方法があります。電気配線作業のスリープとカシメ工具を使ってワイヤーを結んだりしたので万人向けではないですが、その方向で対策を考えるのが良いと思います。
・サドルバー(シートポスト)
標準が350mmなので、400mmのものを探しました。あさひに相談したところ、スポーツバイク用の5000円ほどのものでサドルがつくかつかないかもわからないという話でした。非常にリスキーなので止めて、難航するのかなと思ったら、アマゾンとかで売っている400mm一般車向け(1500円)というものでいけるみたいです。
ここで失敗したのですが、パイプ太さは25.4mmと店員さんは言っていた(言ってないかも)と思い、そのサイズの製品が多かったので大丈夫と思っていました。おそらく中国から1-2週間後届いたのですが、取り付けてあるものよりパイプが細くて固定できませんでした。比較するまでわからなかったのですが、確かにサイズが違います。どういうことかと調べたら、バーの上限表示の切り込み線付近に刻印があり27.2mmとあり確認不足でした。27.2mmの400mm製品が同様にアマゾンにありそちらを購入して解決しました。
シートポストの根本に、刻印がありパイプ経が確認できるということを知りませんでした。
・グリップ
握って細いなという印象です。太くてエルゴノミクス形状がTB1同様、好みなので、同じ傾向で控えめなものを探しました。
左右10.5cm7.5cmなのですが、12.8cm9.8cmを買ってしまいましたが、オーバーサイズで持ち手が横に広がり快適にはなりました。ただ駐輪時、隣に干渉しやすくなったかもしれません(参考 ハンドル幅 クロスバイク57.5cm 折り畳み57.0cmとなっています)。
・バックライト
所有する自転車全て交換しているのですが、赤い反射板でなくLEDで光って背後に知らせるバックライトを取り付けました(ソーラー充電式)。
・ハンドルに付けるバッグ(ステムバッグ)
スマホ・財布を手軽に入れられるバッグを取り付けます。
シートポストは、(標準品350mmで)上限以上は歪んで折れる危険があるそうでそのままとして、厚みのあるサドルに交換して10-20mm高くなり、快適な高さの範囲に入った感じなのですが、やはり400mmシートポストで50mm上げると膝の曲げによる負担の印象が大きく違ったので、気になったらシートポスト交換を試すだけの価値があります。

シートポスト (上)350mm(下)400mmです。伸びた上限分に対して、根本がさらに伸びていて、高くなるほど累進する負荷に対応した作りとなっているのがわかります。
エアロバイクのペダルと座椅子の間隔が54cm、サドル交換後の折りたたみ自転車で48cm。やはり、5cmほどさらに高さはあったほうが良いです。
グリップとサドルが大きくなって、少し野暮ったくなりましたが、快適性を重視するとこうした方向の改造になるはずです。
軽量、コンパクトでの用途は、持ち運びに向きますが、ライトなどの安全装備や快適装備は必要なのでその方向で特化した場合、何ができるのかよくわかりません。
花粉シーズンは、ゴーグルをしても花粉で目が充血する痒くなるなどあり、サイクリングに向いた気温になっても、花粉が落ち着いてからがベストシーズンになるみたいです(5月~)。本格的な使用での内容は、時間をかけて書いていこうと思います。
小口径折りたたみは基本的に漕ぎ出しが軽くスピードがでず、クロスバイクと比較して走って面白いものではないです。近所の買い物・移動を徒歩感覚でこなす程度がちょうど良く思います。ただ、宿泊先に自転車で向かい使いましたが中距離使用がダメではないです。
メリットの恩恵としては、駐輪場で隣接する車両の邪魔にならないかも、自転車で向かって帰りは電車に乗せて帰ってこれるかも(かなり大変なので緊急時)という感じです。このメリットが活かせないと26インチのママチャリに乗ったほうが格段に快適かつ便利に使えると思います。
都心でクロスバイクで遠方まで乗って帰って戻さなければいけないのが、他の地下鉄・シェアバイクなどの交通手段があるなか面倒だなと思ってしまいました。ヘルメットによる髪型の崩れ、汗で職場にシャワーがあれば違うのですが、それが無い以上、小口径折りたたみ自転車のほうが都心には合っているかもしれない可能性があります。
2024/11 実際、都心で走っての感想。一番のメリットは、手軽に自転車に乗れること。鍵を解除してすぐに使えるので、シェアバイクよりも手間がなくいつでも確実に乗れるのがよいです。近所に、食事・買い物で使いましたが、徒歩の1.5倍ほどで快適に自転車としてはゆったり走れるのがとても良いです。徒歩よりも快適かつ速く動ける移動手段としてこの小口径自転車は使い道があります。ゆっくり走るとき、小口径のほうが安定しますし邪魔になりませんし乗り降りが楽です、タイヤが太く重い分、どっしりペダルを漕ぐのに適しています。ヘルメット、メガネ不要で徒歩の延長として使っていけそうです。この速度だと、ヘアリキッドで少し固めた髪型なら問題なさそうです。
クロスバイクとは、用途の違うものですが、一応価値というか用途がわかってきました。
(駐輪場でハンドルが接触、切断)

上下入れ違い?の駐輪場だと、隣のフレームに当たるらしくハンドルのキャップがワイヤーに引っかかって取れてしまうトラブルが発生。余分に長いハンドルでなければ生じないトラブルだったと思える。都心であっても複数サイクルショップがあるので安価なロング・ショートハンドルを買って取り付けて貰えば簡単と思ったのですが、苦労しました。まず、都心のショップは売り場面積が狭いので折りたたみ自転車用のハンドルがなく、しかも高価格帯のものしかないのでちょうどよい製品が見つかりません。持ち帰るのも非常に大変で費用もかかるので、とりあえず現地でハンドルのゴムをカットして短くしてみました。まず、自転車で行ける距離のダイソーに行って、作業用カッターを購入して戻ってカット作業をしました。ハンドルのゴムはカッターで容易に切り取れるのでうまくいきました。次に、キャップを接着剤で固定させたいので、また、ダイソーに行って接着剤を購入戻って作業で完成です。次に、サドル下バッグがあまりに小さいんので実用性がなく、追加のバッグとして追加可能な場所は、ハンドル前でした。ハンドル前バッグを通販で購入したので取り付ける用意があり、締付バンドとニッパーを持ち込んで取り付けました。取り付け段階でハンドルに固定された反射板(丸型)が干渉することがわかり取り外しに大型のプラスドライバーが必要で、またこれもダイソーに行って購入して取り外し作業となりました。他人から借りるというのも安易に言えないので、ダイソーで道具を買って持ち帰るという事になり、3度もダイソーに行くことになりました。都心での活動は制約が多すぎて大変なんだなと思いました。
使用頻度が少ないと、汚れ拭き・空気入れの手間(クロスバイクのある公共駐輪場は、機械式自動空気入れがあり毎回使っているので使いやすい環境は大事)もあり維持の負担と手軽に使えるメリットとがトントンで微妙になります。使用頻度が増えれば価値が大きくなります。(2住居生活と同じ課題:低使用は維持管理不要なレンタルのほうが費用効果が高いとなりそう)。定期駐輪場を含めて再有効利用は、通勤用途。
皇居周辺の都心は、地下鉄駅が網の目になっていますが地下鉄運営会社は(JR・私鉄と違って)地下鉄駅周辺にまとまった土地を所有していないので駐輪場の整備ができないそうです。淡路町・小川町・新お茶の水駅周辺は大規模な公営駐輪場が全くないです。
小口径自転車のメリットは何かというと、★「都市部における省スペース保管・所有のしやすさ」★駐輪保管スペースが無いor狭く通常の自転車が置けないもしくは極力スペースを使わずに済ませたいときに、小口径の自転車しか候補が無くなるという状況が考えられます。小口径自転車は都会の駐輪場すら満足にない狭い住環境(速度を出さない都心道路)に最大の価値がある製品のようです。
ミニベロは、おしゃれ、小柄な人が乗りやすい小回りしやすく扱いやすい、短距離用途向きで選ばれるそうです(反面、走行の安定感が低く段差で転倒しやすい。LOOPの電動キックボードが転倒しやすいのと同じ)。通勤用途には、向かないです。
折り畳みは、折り畳んで小さくでき、電車での輪行ができる。車に積むことができる。というのがメリットですが運用が難しく快適性が低く、実際に思い通りに、折り畳んで持ち運んで組み立てて、活躍することはほとんどないと予想できます。
実用を重視した折り畳み自転車という、中途半端なものができてしまいました。
左:フルカバー 右:ベルト駆動 製品はブリジストン アルベルトのみ
都会の狭い住環境ででは入り口・庭先に折り畳み自転車が気軽に乗れるようにある姿を想像しますが、現実には自宅駐輪場の屋根が確保できず庭先でチェーンが露出した自転車は、雨にかかるとすぐに茶色く錆びてしまいます。チェーン周りは駆動の心臓部なので見た目だけでなく異音や摩耗で駆動に支障が出ます。放置せずまめに注油をすればある程度予防になるそうですが実際は使い捨てとなります。フルカバーのママチャリ以外(非金属のベルトタイプもあり)、雨ざらし置きには対応できない(程度の差はあれ雨ざらしは劣化を早めます)と思うのでもっとフルカバー自転車(アルミ・ステンレス部品多用)は都会で標準化していいと思うんですが認知されていません(他で同じこと書いてるかもだけど、大事なことなので)。