自家用ごみステーションは便利

活用できていない小屋と広い庭があれば、自家用のごみステーション(集積所)を作っておくと便利ですという話です。

単身者向けでなくゴミが多くでる家族向けです。

そもそもは、生ゴミ可燃ごみの改良から始まります。

 

生ゴミについては、基本的なバケツにビニール袋を張って捨てるという従来のものから、開閉式のゴミ箱を使って近代化させることを検討しましたが、開閉という動作が非常に邪魔・面倒で、従来の開放型だと即座に使え勝手が良く不要という結論になりました。コバエ対策については、こまめに袋を捨てるです。

であれば、生ゴミバケツを最適なサイズで使いたいと調べたところ、10リットルサイズが最適みたいです。丸型・角型があり、袋のかぶせやすさで丸型、口が広いことで使いやすい角型という違いです。我が家では、できるだけ壁に寄せたい都合、角形がちょうどよくそちらを選びました。蓋が必要という状況は今のところありません。

スーパーで貰う大型ビニール袋がちょうどよく使え、小さい中型は使えるがどうにかという感じです。入手頻度が減ったのは確かで、有料で大型ビニール袋を別に確保しておく必要もありますが、基本は変わっていないと思います。

ごみでいっぱいになっていない余裕のある可燃ごみ袋に、生ゴミ袋を入れて、一緒に処分します。

 

可燃ごみについては、梱包材や弁当などの容器ゴミなどのプラ・紙の体積を取るごみが最近は特に増えました。(参考 私の市町村指定ごみ袋大はリットル表記はありませんが、最適サイズは30リットル容器ですとホームセンターで案内表示が昔あったのですが、最近は無くなったのですが事情は不明です)

これらは、長期に保管しても腐敗はしない(食品の付着物は水で洗い流す)ので通常の可燃ごみ袋ではなく別に、大型のビニール袋(持ち込みができない場合は指定ごみ袋)に入れるというのは、常識的な対応になると思います。

これまでも、大型の梱包材・段ボール系は小屋下に持って行くという対応をしていましたが、可燃ごみ袋がいっぱいになる期間が非常に短く、これを延長するには、中型の弁当容器、紙包装を別のゴミ袋を用意してそちらに分離する必要があります。

これには、2通りあって、軽トラで定期的にゴミ処分場(可燃・不燃)に持ち込める場合と、すべてゴミ集積所で回収してもらう場合に分かれます。

車がなくゴミ集積所で処分する場合、指定の袋に裁断などして入れて処分、もしくは別の方法があるのか、制限の多い主に都会での処分方法はよくわからないのですが、大変だと思います。我が家で最大級の梱包ゴミは、エアロバイク購入時で、段ボール・発泡スチロールが大量に出たりします、都心住みで実家に車で処分してもらいたくて不用品を持ってくるというのを聞いたりするので困難なのかと思ったら、区の可燃ごみ出しは指定袋でなくてもOKとか特に困らないという声を聞いたので困ってるわけじゃないみたいです。

(管理費の高い)集合住宅であれば、専用の集積所があり、事業者に委託、24時間持ち込みができるなど事情が違ってくる場合があるそうです。

こちらは、定期的に軽トラで焼却場処分場に持っていく機会があるので、市販の指定でない特大の透明・半透明ビニール袋に入れて保管することになります。

この特大のビニール袋は、90リットル75リットルというのが最大サイズになります。これを屋内に常置するのは邪魔すぎるので、勝手口裏に置くことになります。ゴミの透明袋の中身がそのまま見えるというのも良くないので、それに相応したプラのゴミ容器があります。壁沿いの軒下に置くことになったのですが、外とはいえ90リットルは幅が大きすぎて75リットルのものを選びました。

ただ、容器で袋の展開が制限される都合、75リットルが満杯になっても特大という感じがなく、無制限のゴミ容器の期待に答えるものではないです。

単身生活のときは、室内に袋のまま段ボール・プラ容器専用として分けて使ってた気がします。

軽い内容物で体積だけを大きく取るので、ゴミを圧縮するという方法に流行の兆しがあるようです。

参考に書きますが、小型のゴミだと押し込んで小さくなりますが、中型だとかなりの圧力でないと圧縮しません。試しに、コンクリートブロックを置いてみたり、それを押し込んでみましたが潰れません。圧縮するには、相当な力が必要で家庭でできるレベルのものではないと思います。

ゴミの圧縮、雨水よけで蓋があるのですがそれが使い勝手を悪くしているなど課題はあるのですが、可燃ごみの分離は袋の交換頻度を減らすという対策として有効です。

これらの改善が終わってから、保管場所の改善に移ります。

雨のかからない場所に置くというのは全てに当てはまりますが、可燃ごみに関しては、被害として確認したのは「猫」が生ゴミに興味をもって袋を破くというのが起きました。野良猫ではなく、飼い猫がそれをやっているのを確認しています。

ただ、これはノーガードで、そのまま置いた状態でした。

対策としては、臭いを極力減らすため、生ゴミ袋、可燃ごみ袋両方しっかり結んで隙間を作らないことが大事みたいです。臭いが無ければ興味を持ちませんし、内部からのハエの発生も外に出れず臭いも漏れず良いことばかりです(※今のところ)。

ですが、容量に余裕を持たせて結びがしっかりできる場合でも、わずかな隙間ができてしまう構造みたいなので、手提げ部と横紐(ベロと呼ばれる部分ですが、これは内容物が落ちないよう結ぶ役割のものです)の結び方のコツみたいなものがあるのかもしれません、動画にあるゴミ袋の結び方は目的が違うようです。

生ゴミの臭いとハエを外に出さない結び方(案・検証中)

臭い(ハエ)の発生源の生ゴミを密封できれば良い。チャンスは2回あって、生ゴミの袋を結ぶ時、それを入れた可燃ごみ袋を結ぶ時のどちらかで密封できれば問題が発生しない(臭いもハエも外にでてこない)。

この結び方ですが、既存の左右を結んだ固結びでは隙間ができてしまうようです。なので、最初に邪魔になるのでベロだけで左右固結びしてから、次に長い持ち手を一掴みにしてグルグル捻って1本にして、できるだけ根本を玉結びするのが有効みたいです。隙間部分まで玉結びが届かなくても周りを一点に捻って結んでいるため締め固まった状態が維持されるので隙間を通して、ハエや臭いがでてくるのが困難になります。これには袋がパンパンの状態では難しそうですが、袋のどちらかに余裕があれば可能なはずです。袋が破れる・液漏れなどの心配があるので二重に密封したほうが安全です。

とりあえず、余裕がある状態で結んでみましたが、臭いがかなり軽減するので驚くと思います。解く必要がない以外は、この動画の通りなのですが、持ち手が左右にあっても一本にして捻って玉結びするというのが、臭いの出るゴミ袋には適しているということになります。

袋を満杯にして、実験してみました。

・余裕がある時 両側固結び 隙間あり 一本玉結び 隙間なし

・満杯時 両側固結び 隙間あり 一本玉結び 隙間僅かにあり

完璧ではないですが、習慣的に一本玉結びでやったほうがトラブルは少ないです。

使用済みオムツの臭い漏れを防ぐためにこの閉じ方をするそうなので、意識の違いでやっていないだけとも言いえるみたいです。

www.youtube.com

(参考・別動画)臭いが漏れにくくなる便利な結び方

他に、囲いを作って触れさせないという方法があります。網や金網というよくある方法ですが、試しに、在庫としてあった特大のバーベキューグリルで大まかに囲いを作ってみたところ、被害がなく興味もないみたいでした。袋の結び方を意識した関係もあるかもしれませんが、何かしら障壁があると、飼い猫程度であれば執拗さはなく簡易なもので防護できるようです。

集積所ということで、「かん・ビン」のコンテナを用意しました。

ホームセンターで売っている収穫コンテナを利用したものです(色は、23区に多いものを意識)。当初、買い物カゴ程度で十分かもと思ったのですが、空間があれば大きくて困ることはないと思います。

これができて、勝手口付近にあった、缶やビンの中途半端に置かれた不燃ごみが(一時置きは別にして)定位置ができたことでまとめられて快適になりました。他の金属ゴミなども、大型のものを除いて置き場ができて、影響を受けています。

収穫コンテナだと、小さいゴミ(釘など)が穴から落ちてしまうため別の小容器が必要なのですが、かん・金属ゴミ混合で使っています。

左が、可燃ごみ置き場。2個置くだけの空間があります。廃材活用で奥に、臼があるのですが、手前の網は固定して上の網を持ち上げて出し入れでき使い勝手は非常に良いです。

家の周りを歩く生活動線に隣接してあるのですが、可燃ごみは在庫があれば朝出す必要があり、ひと目で可燃ごみ袋があることが把握できることが大事です。また、取り出すのも楽でないと不満になるので、動線隣接となります。以前は、壁のある小屋中に入れるという方法をしていたようですが、猫被害の心配がないですが在庫の把握ができないので良い方法とは思えません。

使い勝手の良さから、自転車小物が間にあるのですが、同じ理由で移動はできませんでした。

雨のかからない屋根下空間が広く、平置きができましたが、置き場に制限があると、立体的な設置をする必要がでてくるのかと思います。

 

ゴミ捨ては生活に不可欠で大事なものです、それをしっかりやりすぎくらい設備・体制を作っておくと永続的に使えて、やっておいて損のないインフラになると思います。

 

生ゴミについて)

夏のスイカの皮など大量に水気の多い生ゴミがでた場合、裏庭に埋めるというのが一番良い方法に思います。コンポストは、あれはあれで手間がかかるので、夏の一時期であればショベルで埋めちゃったほうが楽です。