ネズミ被害 - 害獣として駆除する必要性を理解

築40年近い大きめの木造2階建てに住んでいます。

これまで、害獣としてアライグマ、テンが、住宅に住み着いて大変な事になったという話を他人事のように聞いていました。

畑、小屋があって、問題というと、ゴキブリやムカデを室内で見る位でした、これらも、近所の解体があったときもしくは床下消毒が数年できなかったため、一時的に頻発したのが原因だったと思います。最近だと、見ないです。猫も、他所の飼い猫が定期的に昼寝しにきます(全く懐いてはいません)。

我が家は大丈夫という自信があったのですが、「ネズミ」で被害がでました。その話になります。

まず、ネズミ被害は、離れの物置として使っている小さな家で、畳の上にネズミの糞があるという事が最初です。水回りで昔、増築した部分を解体した都合、その接合部を塞いだ外壁の隙間から入ったようです。物置なので、特に気にせず、進入路と思われる箇所を塞いでフンの掃除をしたのも最近で気にしていませんでした。大量発生というわけでなく、おそらく食料もなくしばらくして去ったんだと思います。

これが、一応の被害として数年前からあるだけでした。それから、少し離れた古い民家の取り壊しがあった頃に、浴室の暖房換気扇がすぐに切れるという被害が発生します。最初、(失礼ながら)TOTOの製品故障タイマーみたいなものを疑っていたのですが、メンテナインスの方の話だと、天井裏の配線がかじられて断線しているとのことでした。撮影した写真を見せられて、こういうことってあるのかなという感じで、修理費4万円かかりました。補修部品(モーター本体)で1.5万。残り2.5万は主張料、技術料(天井の本体を完全に取り外す楽でない作業があり)。あと洗浄の難しいファンが汚れているので3000円の部品交換が入っていました。安くはないですがこんなものみたいです、配線だけ修理してもらえば安くなりますがそういうのはできないそうです、自分で修理しますという意欲はなかったです、納得しました。この納得しましたの理由には、このリフォームで取り付けた新品ユニットバスの浴槽の手を置く部分に、コーティングダマがあり、毎晩使うたびに気になるので相談したところ浴槽まるごと無料で交換してもらった事があり、その時にお世話になったメンテナンスの方なので面倒は言えなかったという事情があります。

ここでの被害もあり、居るであろうネズミ対策として、近所で情報を聞いたところ、農作物を置いておくと、ネズミが食べに来るらしく、以前からネズミ捕獲カゴに食べ物を吊るして捕獲していたそうです。(一応その家は、解体した家により近い)7匹は捕まえたという話からカゴは有効なようです。気になったのは、かわいいので殺せないので山に放しているというのが意外で、冗談かと思ったのですがどうも本当のようです。

とりあえず、浴室(ユニットバス)は点検口がありそこから(1F、2F間の)天井裏に侵入できます。なので、簡単な方法として被害のあった点検口を開けてすぐの換気扇裏に、罠カゴを置いておく(餌はチーズ)ことをしました。捕獲できれば、入浴中に異音を確認でき解決となるのですがそうはなりませんでした。

その数日後、天井裏からカリカリ音がするのを私が就寝中、確認しました。1階と2階の間の空間です。

この(おそらく)ネズミが犯人で間違いなさそうです。一時的ですぐいなくなってくれることを期待したのですが、数日ごとにカリカリ音を出して和室の天井裏にいます。

我が家のネズミは、同じ場所でカリカリ音を鳴らすだけです。同じ場所で足掻いているだけに聞こえます(ケーブル類を噛んで歯を研く習性をやっている可能性が大きいようです)。チュウチュウという鳴き声は全くありません。

一定時間、断続的に続いている感じです。

特に被害は、ありませんが、駆除の必要性を母が主張して市役所に相談してほしいということを持ち出します。私は、なんで市役所という思いでしたが、市報に害獣(ネズミ含む)の情報がありその影響かもしれません。

そのうち、勝手にいなくなるだろうもしくは捕獲カゴで捕まえられるはずという思いがあって、乗り気でなかったのですが、本格的なネズミの駆除に取り掛かります。

まず、ホームセンターにある「ネズミ一発退場(以下、一発退場)」という煙を充満させてネズミを外に出す製品を試すことにしました。

また、市役所の市民生活課に相談したところ、ねずみ駆除剤というものを無料配布しているそうです。

この、即効と遅効の2点攻めをすることにしました。

両方とも、屋根裏に入って作業をするのが効率的なので一緒にやってしまいます。

浴室に、脚立を置いて点検口に侵入します。以前、LANケーブルの天井裏配線で必要があり入ったことがあるので、不安はありません(読み返して、点検口の出入りに苦労していましたが成功経験があると、何事もなくスムーズに事が運べます)。

まず、一発退場ですが、効果を出すには条件があるようです。煙を出すには、水と反応させるので火事の危険もなく安全ですが、ミントの強い香りで追い出すというものらしく、あまり強烈な煙ではないです。

そして、1Fと2Fの天井裏空間って人が入れるほど広いのかという疑問があると思いますが、入れるのは1Fのリビングと屋根裏が合わさった部分だけで、1Fと2Fの和室の居住空間の間は狭く吊り天井で、太い梁もないので侵入できません(エアコンの電気配線をいじってもらった時に、小柄な電気工事業者の方は、点検口から入って別の押入れ天井から出てきたのを見ましたが、私ではどうやったのか全く理解できない難度です。失敗すると天井を踏み抜くことになります)。建物により状況が違うと思いますが、ネズミがいた、狭い和室間と侵入できるリビング空間は木材で区分けされており断熱材の隙間など、ネズミや煙なら出入りできるかなという感じです。なので、屋根裏で焚いた一発退場は、ほとんどネズミいた空間には届いていなかったと思います。もし、ネズミの居た空間で焚けたなら効果があったかもしれませんが、どうも、1回やって効果がなければ他の方法に切り替えたほうが良いという印象を持ちました。もし、狙いの部屋に押入れ天井口があるなら、効率よく使えると思います。

次が、ねずみ駆除剤「サッチューン」です。

市民生活課で、5袋まとめて無料配布していました。

これを、天井裏2箇所にトレイの上において設置しました。

食べた食べないの結果はわかりませんが、即効の一発退場の後、数日後に天井裏から異音がするという報告があったので即効での失敗がわかりました。

こちらの遅効性の罠を一緒にやっておいて良かったなという感じです。

こちらの製品、窓口の人の説明だと、ネズミが食べて内出血を起こし視力が低下して外に逃げる効果があるという説明でしたが、ネズミが弱って外で死ぬ傾向があると説明書にあり、これは普通に、ネズミを殺す殺鼠剤(さっそざい)です。鳥獣保護法で、ネズミを殺してはいけないややこしい理由があるのかと思いましたが、家ネズミは対象外だそうなので、印象良く説明しただけみたいです。人と鼠の戦い(伝染病と食料)という重く長い歴史が見えてきます(詳しくは知りません)。

何より、直接、人が誤って食べてしまう可能性、直接・間接的に猫・犬が食べて被害が出るなど、万が一を考えると、身近に無い方が安全なのは間違いなく、昆虫と違ってねずみを殺すということは、より人に有害な成分・量になっているはずです。改めて、危ないものだなと思います。

ということで、毒餌を置いてから、1-2ヶ月ほど経ちました。変化というと、異音の場所が報告ごとに違ってきて、新たに、毒餌を設置した屋根裏で音が聞こえたという報告、別の日に、脱衣所付近で聞こえたという報告がありました。その両方とも、毒餌を置いた箇所の近くなのでネズミが食べている可能性が高いです。

その脱衣所の報告の、1-2日後の朝、台所のトースターの裏に、ネズミの糞みたいなものがあるという報告を受けて、複数ある糞らしきものを、間近で見ましたが、不揃いですが、炭化した米のようにしか見えません。触って崩れることもなく、水っ気粘り気もなく、臭いもありません、炊飯器やオーブンで炭化した米という結論を私は出しました。先日、物置の小さな家で、ネズミの糞を掃除機で清掃しましたが、粉っぽく崩れたものが一部あり同じものとは思えませんでした。画像を検索しましたが、おそらく炭化した米か麦っぽい

その直後、現場のリビングキッチンで、「ネズミがいた!」という父の予想もしない声を聞いて、慌ててハエ叩き、雑巾、懐中電灯を持ち出して、逃げた先であるらしい、ピアノ下を探します。下からハエ叩きを差し込んだり、ライトを当てたのですが見つかりません。

本来の使用はなく、ただ小物置きとしてあるだけの、古いアップライトピアノの裏側を確認するため、びくともしない重量級のピアノをわずかに動かせることを確認できたので、少しずつ全力で動かしてどうにか裏を見渡せる状況にしました(足場の食い込み影響あり)。ねずみのために、朝食前の静かな時間にピアノや家具をどかす作業を必死にやることになり散々です。

裏側に落ちていた書類を発見するなどしましたが、僅かな隙間のときにすこし見えた感じだったのですがより開いてみると、いません。掃除機で、ピアノ背面の凹んだ部分をサイドから吸引したところ、ネズミが飛び出して入隅のピアノ足裏にいるのを確認しました。これを、ライトで照らして見たのですが、やはりこれは「かわいい」です( ハツカネズミに限る)。捕まえたらじっくり観察してやろうと思っていたのですが、正面の父が視認できず、ハエ叩きで追いやったところ、ピアノ下を通って正面に出たらしく、母親が絶叫する声を聞いて見失いました。影が見えたという感じで、どの方向に逃げたかわからなかったそうです。

大人3人体制でしたが、高齢者はこういうとき追跡するような俊敏さがなくて期待しちゃいけないんだなと、私の方でもどう捕獲するのか考えがなかったのですが、捕物は失敗、負けました。こんな大騒ぎをして、このリビングの何処かに居るであろうネズミの捕獲を諦めなくちゃいけないという結果に、唖然としました。そのあと、音で見つけられないかと、私1人でリビングでの物音に集中してみましたが、収穫はありませんでした。諦めて、朝食に切り替えるのが非常に難しかったです。

その夜、カリカリ音がするという報告を受けたのですが場所が今までと違ってリビングキッチンの元洗濯機があった場所の天井裏で外壁付近で鳴らしています。3-4箇所の報告で、共通の特徴があり、マッサージ機(昼使っている場合あり)、浴室換気扇(夜はずっとON)、洗濯機(毎日使う)どうも長時間振動を発生させる機械の近くでカリカリやっている傾向があるように思えます(ねずみが振動を好むという情報はないです)。

状況的に信じられないのですが、どうも、屋根裏とリビングをネズミは行き来ができる可能性があります。ここから出入りしているのかなという箇所は全く思い当たりません。ねずみは、つがい(ペア)が基本らしいので、2匹以上いる可能性が高いようです。

糞害がリビングまで来ました。3箇所目の毒餌を、台所床奥に設置しました。

幸い、ねずみが朝、リビングに現れるということは、初めてです。これは、(別の個体でなければ)毒餌により弱った異常行動の可能性が高いように思います。室内に死骸が残るかもというのはげんなりしますが、解決の方向には向かっている気がします。

ただ、予想できる被害として、自分でやった屋根裏LANケーブル配線は一部、被膜の薄い(極薄ではない)フラットLANケーブルでネズミに齧られたら通信不良が容易に起きて、新設よりは楽ですがケーブルの入れ替えをしなくてはいけません。わずかな通信不良も切断かもしれないと新たな懸念になったのは負担です。より深刻なのは、被膜が厚いとはいえネズミが本気でかじる(他、浸入で)と電気ケーブルをショートさせる火災事故はあるようです(今回は、小型のネズミですが、細いケーブルは見事にやられています)、結果、最悪の場合、自宅火災ということが起きるようです。

(ネズミと遭遇した日の夜)、深夜0時。ねずみ被害を確認。

左:齧られたキウイ 中:高所で見つかった糞 右:回収した糞 

キッチン出窓に置かれたキウイが、写真のように齧り食べられていました。食べ跡からねずみで間違いないでしょう。掻きむしった皮と一緒に黒い糞らしいものも発見。

また、先日糞らしきものが複数あったオーブントースターのインスタントコーヒー瓶の上に黒い糞らしいものが1つ(これは以前の物かも)、IHコンロの周りにも糞が点在(迂回されなければ通路が狭いので粘着罠設置に向いている)、ゴミ箱横の仕切り板の上にも黒い糞らしいものが1つ。高い場所から見回す習性があるのか、なぜここにという場所に糞を残しています、どこでも登れるようです。

夜、人がいなくなってからすぐに活動し始めているみたいです。

焦げた米麦っぽいものは、糞で間違いないようです。全く糞らしくはないです。

キウイ、オーブン周りのパンくずを餌にして滞在し、糞を残しているようです。

状況から、キッチンでの被害を予想して捕獲罠を仕掛けておくべきでした。(後手)

情報収集で聞いたのは、飲食店では粘着ネズミ捕りを使うようです。毒餌は飲食では使いにくい、死骸の確保。それに習って、餌場に設置して捕獲しようと思います。在庫が潤沢に置いてあったと思うので主流なのでしょう。

ねずみは、つがい(ペア)らしいという情報も知って、厄介さが予想以上です。遅効性の毒餌と粘着捕獲シート、捕獲カゴで、とりあえず今回は解決という流れに持っていきたいです。もしかすると、長くなるかもしれません。

(キウイ被害の翌日1/13)、粘着罠設置初日。ホムセン(カインズ)オリジナルは、ダンボール色のベージュ、コメリのメーカー品は、ブラックと色の違いがある。ネズミが警戒しない色はどちらなのか気になったが、設置場所の違いもあるのではっきりしないと思う、とりあえず、長期的に使うことになるので、好みのものを見つけてください。設置場所は、キッチンのカウンター3枚、床2枚。

粘着罠の構造は、シンプルで、粘着面同士が向き合った1枚折のメニュー帳みたいなものが剥がすシールもなく、折りたたんであるだけ。開いて折れの癖を取って水平面に置くだけ。ある程度重さがあるので、床面が安定している場合、そのまま、壁際で僅かな盛り上がりがあるばあい、セロテープで軽く固定したほうが安心だと思う。

あと、食料がある場合、ねずみが、自然といなくなることは稀だそうです。

 夜7時半でガリガリ音 同時にケーブルが揺れていると思われる。場所は私の部屋の真下。以前と場所が違う。外から太鼓の練習による騒音がしてにぎやかな時で本当にネズミなのか怪しかったが、休憩を挟んで2回目の演奏が始まったら床下からの音はなし聞こえない。やはりこれはねずみのガリガリ音。演奏と一緒に、騒音を出している。

どうも、生存習慣として、音が大きい時にガリガリ活動するとか、存在を消す習性があるっぽい。ガリガリ音を立てるときは、音が大きい場所、大きな音が良くする場所を選んでいると思われる。人ほどの知能はないが、習性で危険を回避する能力を持っている。習性を理解した上での対策は非常に有効。

その夜、被害なし オーブン手前に糞が1つ(動かしていないので新規だと思う)
糞のあった場所に設置したが、キッチン外から入って来るので外側に罠を設置しないといけない。
危険があったと学習する前の警戒がゆるい時に罠にかけるべきなんだと思う。

(キウイ被害の翌々日)

天井裏作業 粘着罠の設置、遅効性毒餌の確認と回収、一発退場のから容器の回収。


断熱材上に設置した毒餌は、2箇所。ユニットバス近くはそのまま。リビング近くは、トレイをかじった跡あり、それで引っ張って半分こぼした状態。食べた感じではない。どちらも回収。

リビング近くの複数入り組んだ梁の上に、粘着罠を設置。安定した場所を優先、将来邪魔なら撤去してもらう。固定化は失敗したかも、ピン画鋲を小石で叩く感じで十分と思ったがすごくゆるい。小釘と極小のハンマーでしっかり固定する必要があった。
例 浴槽の上に物を落とすと確実に傷ができる、割れる可能性すらある(数回落としてヒヤヒヤした、普通は蓋がある)、なので、重いものは持ち運びたくない。
場所が悪いとネズミが乗って転覆する可能性あり。とはいえ、ネズミが乗って運悪く断熱材にトリモチがついちゃうかもなので、許容範囲。そのほか、ユニットバス近くのT時に設置したがこちらは1点留めなのでより不安だが、安心装置なのでよし。

本番は、ユニットバス上でここは島状態で周りの木とは隙間が空いている、ここに飛んでネズミは来るらしい。機械周りは水平なので、2つ粘着罠設置。遅効性の毒餌もとりあえずせっち。こぼれても良いように2重容器。
ねずみに来てもらって罠にかかってもらう。奥に進むには断熱材のある梁に足を突っ込んで天井の横張を持ちながら進むしか無いんだと思う、落ちると吊り天井がやばい。梁の上に、配線があると膝が痛いし、立って安定できるユニットバス上以外でなにかするのはやめたほうが良さげ。
軽量でコンパクトなハンマーは、持ち合わせのない道具だった30cm、27cmはあり20cmはない。軽量最小のものの必要があり。ダイソーペグハンマーを買ってしまったのだがこれは釘が打てません。目的のミニハンマー的なものはないのか焦りましたがダイソー大型店舗で記事で一緒に紹介されているミニパイプハンマー(パイプ?)があり、約20cmで小さく軽量でちょうどいいものがありました。

ここが齧られてますよで写真を見たら、極細い黒い配線で、おそらくモーターから出ている黒いスポンジシールで被してあるところがやられたっぽい。
左は暖房機能で加熱のみ、右のモーターで送風換気扇。真ん中の仕切りを切り替えるだけでモーターは1つのみ。
稼働させると、ゆっくり加速していき全開になると切れてしまう。なにかのセンサーの安全装置が機能してしまうらしい。
ネズミの可能性がありますの、数日後にねずみ異音を初めて聞いたので間違いないと思う。
業者が配線した電源ケーブルは、芯が太く固く分厚い被膜で丈夫そうだが、検索すると、削る感じで露出させるみたいです。
ただ、地下ケーブルはドブネズミ。屋内はクマネズミの被害が多いらしく。ハツカネズミは書かれていませんでした(一例)。
我が家で、細いケーブルで被害が出ているので、被膜のない脆弱なケーブルでハツカネズミ被害が出るようです。業者は、皮膜なしの脆弱な配線を設置しないので除外しているようです。細い配線でハツカネズミの被害が出るよようです。
糞尿など、他の問題はそのままですが、ケーブルはネズミの種類ごとに事情が違うようです。

屋根裏作業をすると思うのですが、一家に1つ、強力なLED懐中電灯★【【180ルーメンで強力過ぎると思っているのに、主流が600からとか進みすぎ過剰性能ではないのかと思っていたが、1000円ちょっとで安価だったので350lmのライトを買ってみましたが丸い円内で相応の輝きになっていて新鮮でした、映画で強い懐中電灯照明で緊迫した映像が流れますがあれと同じ雰囲気、暗闇の中で強力な光だと天井の普段見えない汚れがよく見えたり強力なライトでないと見えない世界があるので300-600lmの価値はあります、ただ、強弱切り替えがなく弱くして電池切れを伸ばして長く使いたいというスタミナモードは、6時間駆動とはいえ必要に思います、同じ単三2本で250lmの10時間のほうが実用的です、切り替えで強弱、さらにフラッシュ機能があると不満は無くなります(180lmが主力である理由になります)、と思ったのですが、単機能でON/OFFの操作でシンプルに使えるのはメリットで使い勝手は良く気に入っています、複数ライトを持っているなら単機能で強力で困ることは無いでしょう。電池でなく専用バッテリーの1000lmの世界もまた違った楽しみがあるんだと思います。また逆に、一般向けは光量が足りない(従来50ルーメン)と感じています。新製品があって、110ルーメン懐中電灯オーム電機単3*2

高齢者でも難なく使えるスライドスイッチで110ルーメンで十分な光量、値段は600円と不満のない新世代防災常備用の定番となる懐中電灯だと思います。新旧光量性能混在で売られているので注意が必要。】】★は重宝する。複数はいらない。

 

偶然、天井裏からキッチンへの浸入ルートを見つけてしまった。
懐中電灯の買い替え検討で、新旧8倍の明るさの違いがあるというライトを壁に当てて違いを確かめて大した違いはないなと思っていたら、壁上の配電盤に向けてチカチカ明かりを当てていたら(もしくはスイッチのコチコチ音で)、ひょっこりネズミが上から見下ろす感じで出てきました。なんで出てきちゃうのかなと、好奇心旺盛なのかと、警戒心が薄いとは書いてあったけど、かわいい上に好奇心旺盛とか、生存戦略がしたたかすぎる。数秒対峙して裏に消えてしまった。
飛び出てくるのも想定して、脚立で覗いたら隙間があったので間違いがない。配電盤は天井裏に配線のほとんどが繋がっています。
リフォームをいろいろやった都合、配電盤の配線数では対応できず、補助配電盤追加から主配電盤のアップグレードに至って、交換しています。そのため、以前の配電盤向けに開けた壁穴が大きすぎて一部露出していました。高さ2センチほどですがこの隙間で浸入ができるようです(私の人差し指が通らないところをネズミは通ってます1.7センチという情報がありました)。とりあえず、アルミ箔を突っ込んで出入り口を塞ぎました。床から高さがあるのですが、配電盤→神棚→上窓枠→洗濯機ラック棚→以前写真に撮った仕切り板という感じで降りて、逆で戻っていたようです。おそらく、30センチ以上跳ねる、壁をよじ登る能力があると思われます。
その通路に、糞がところどころちゃんと落としてあったので間違いないと思います。やる気があればフンの痕跡で、出入り口の特定はできるようです(ラットサイン)。
他、行き来する可能性があるのは、引き戸の収納スペースが天井裏と(おそらく)繋がっているので出入りができそうです。
塞いだ夜、21時頃動き回ったり、かりかり、にぎやか。和室のシーリングライト触りを兼ねて観察。
23時 塞いで安心して降りたら、キュウキュウという音がかすかに聞こえて動揺。まさかと思って粘着シートを見回すと、オーブン手前の罠に、ねずみが1匹、こちらを背に奥のオーブンに向かって寝ていました。


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近づくと、体を大きく起こして罠から逃げようとし、キュウキュウ一度鳴くのが印象に残る。
カメラで動画と写真を撮ったり、じっくり観察しながら何か似た映画があるなと思ったら、「フルメタル・ジャケット」。キルミーとミッキーマウスマーチが無防備とネズミで重なる。複数が1人という展開も似てる。
そういえば、薬学部の女学生時代の話、実験用のハムスターを尻尾を引っ張って処理するのが日課という話を思い出す。
感慨にふけていたが、どうすべきかしばらく考え、粘着マットのパッケージ箱の説明を読む。ネズミがかかったらブックを閉じて可燃ごみとしてできるだけ早く出してくださいとのこと。
塞いだのにどうやって来たんだろうという疑問は、配電盤のアルミ泊で塞いだ穴が突破されていてやはりそこから浸入してきたようです。
時間を置いて、ねずみが粘着抜けでもすると惨事になるので、戻って粘着シートを本を閉じるように折って、ネズミをはさみました。こうすると、ネズミは全く鳴かなくなりました。ほぼ満杯で、外して置いてあった可燃ごみ袋に突っ込んで、袋をきつく結んで冬の外に置いて処理ができました。
つがいという話だったので、他の個体がいないかと和室リビングでにぎやかだったところで耳をすませましたが、静かで1匹だったんじゃないかと思います。ブレーカー下の捕獲カゴの方には、かかってくれませんでした。
短いお友達でした、これでネズミ騒動は解決日常に戻れる気がします。

配電盤を開けると、齧られたアルミ箔くず、少しの糞。ケーブルは齧られた跡はなし。掃除をして、上部にはみ出た穴をどう埋めるか思案。
壁奥に垂れ木(縦が2本左右にあるのでそこに当てる、高さは干渉しない用に2枚重ねるという方法)があるので、とりあえず詰め木として木材を入れる(プラ・金属が候補だったが、工作用木材にちょうどよい物があり)。横幅だけぎりぎりでカットして調整。押し込んだら、奥行きがちょうどよくハマる。2層にして押し込んで8割がた木材で埋まってくれた、すごく助かる。あとは、エアコンパテねんどで隙間を埋める予定だったが、肉埋めが上手くいったので木工ボンドを注入して穴埋め、これだと硬化後半透明になるのでより目立たない、少量であれば粘土より扱いが楽。これだと木を食い破らないと出入り口は作れない。ほか、補助分電盤の穴が大きすぎ、横配線で削った部分ありでこちらも穴埋めを丁寧にする必要あり(この穴は必要な経で工事が悪いわけでは無いが、虫は侵入可能なのはメインの配電盤と同じ、問題は配電盤から抜け出せるカバー穴が塞いでいないこと)。あとは、虫対策に細かい隙間をパテで埋める。ずっと使うものなので、丁寧にやる、配電盤に余分なものが見えるのは避けたい。

上部のボンド注入後で黒い隙間があるように見えるのは汚れです。

これで、ねずみ、ゴキブリ、ムカデが天井裏から浸入できない、本来あるべき配電盤が完成。配電盤の更新が珍しいですし、電気工事士の仕事はちゃんとやっていて、ネズミ対策をするしないで、作業時間が大幅に増えるので、塞いで大丈夫なのか確認相談はしましたが、業者が悪いとは言いにくいです。ただ、誰がこの作業をすべきなのか曖昧で、やはり電気工事士の人のブログで配電盤のネズミの情報が多く見つかります。仮に、電気工事士の人が、エアコン用の粘土でとりあえず埋めときましたと言われても、見栄えの関係で不満になりそうなので深入りしないのが無難です。そもそも、私の人差し指が通らない隙間(第一関節以上、第2関節未満)から、ネズミが難なく出入りできるとは思っていなかったので、業者の関与不足な気がします(当時の事情として、配電盤を交換したらカバーがついたため奥行きが増して、横の収納扉両開きの片側と干渉して全開にできないという支障がありました。作業後の説明はなく、後でわかりこれはしょうがないよねと不問だったのですが、扉の干渉、壁穴の隙間と想定外の問題が重なってややこしくなるのを避けて何も言わなかった気がします。隙間穴については、自分が埋めときます的なことを確認時、言った気がしなくもないので曖昧、記憶違いだったら申し訳ない。大手家電量販店のリフォーム関係で電気、水回り幅広くいろいろお世話になっている業者さんです)。

他、天井裏からねずみが出入りできそうなのは、片側引き戸の戸袋が壁の中にあるもの、これも戸袋横が壁中と繋がっている(押さえを外して引き戸を出せば、戸袋内が確認できる)はず、たしか密閉にはなっていない。ただ動く危険な引き戸があるので、条件が悪くい、可能性としてはある気がする。

これについては、最近のユニット式では問題なく。古い建具で、家全体のふすま、ガラス戸と共通のもので、大工仕事で作られたもののみです。

ガラスのはめ込み、ふすまの凹んだ張り紙部分の空間で、ハツカネズミは出てこられます。ゴキブリ、ムカデは閉じている隙間でも侵入できるので、夜中突然現れる虫の進入路は屋根裏からのここ経由と思われます。侵入を絶対阻止したい場合、天井裏から壁裏の開放部分を完全に塞いでしまえば浸入を防げると思うのですが、元々そんな感じなのかできるはずです。繋がっているというのが勘違いでなければ、そうなります。

他、サッシや照明器具の隙間も入ってきそうですが、頻度は少なく思います。

当然、扉戸の開けっ放しの状態で、昼間に入ってきている可能性もあります。

この機会に、侵入路の特定ができた気がします。新築ではこうした侵入対策ができていて、遭遇する機会は少なくなるのは間違いありません。

 

(3月、2匹目のねずみの死骸が見つかり、つがいで行動するらしいです)

引き戸のつまり具合が気になって、とりあえず目立たないところの干渉部分を軽く削ってみようと、内張りを外し、引き戸を外してみたのですが、壁中の戸袋の中にねずみの死骸が見つかりました。

以前、一匹めの捕獲後、ネズミの鳴き声を母が聞いたと言っていた箇所であり、配電盤以外の出入り箇所と疑っていた場所です。

ただ、中を見たところ出入りできそうな隙間はなく、もしかしたら柱で見えない箇所に隙間があったのかなという感じでした。おそらく引き戸に挟まっての死亡ではないかと思います。

とりあえず、業者のつがいで行動という情報は本当みたいです。疑ってすみませんでした。

以前、ハクセキレイ(違う鳥かも)の死骸を庭で見つけたことがあります。何かにぶつかったのか地面に転がっていました。それが、つがいだったらしく、同じ種類の鳥が、近くで延々鳴き続けて、相手を呼んで探しているらしくその必死さが強く思い出にあります。

もしかすると、失踪したつがい相手を探す、もしくは塞がれた通り道と別の道で食事に来たのかわかりませんが、通常とは違う行動をした結果かもしれません。

繁殖前に、解決できたのは、運が良かったです。

(ねずみ被害を追加:糞尿による天井染み)

1Fの角部屋、普段人のいない物置部屋で、ネズミの活動音を聞いたことはなかったのですが、ねずみは特定の場所に糞尿を集中させる習性があるらしく、それによる天井染みと思われるものが見つかりました(天井シミというのは我が家初、隣室でもう一箇所発見)。母いわく、昔2Fトイレの水が溢れた事故があってその影響で土壁にシミみたいなものがあるとのことで、その可能性もありますが、位置が壁から離れておりどちらも少量、色も濃く出来立ての可能性が高いと思うのでネズミの尿と思われます。清掃するしないは別にして、あまり気にならない場所だったのでいいほうでした。悠長に構えていたことが悔やまれます。

 

(追加)4月半ば クマネズミとの遭遇

夜10時に帰宅して、家の周りを歩いている時に、地面をなにか動くものと遭遇しました。家の壁と立てかけた脚立の間で動かずに様子を見ているのでもしかして撮影できるかもとスマホをいじったらそのままでいてくれて撮影ができました。体は、前のハツカネズミより大きくドブネズミ・クマネズミの可能性が高いなと思ったのですが、地方の一軒家なので「クマネズミ」と思われます。

離れた撮影が終わって近づくと壁際で移動して冷蔵庫裏に逃げ込んだみたいでした。こちらだと、より近づいて撮影ができたのですが、なかなか動かず、冷蔵庫裏で尻尾を出して逃げないのでもしかしたら、屋内キッチンにあるねずみ粘着シートを持ってきて捕獲ができないかと、離れて展開済みの2シートを壁際の逃げ場と思われる場所に設置しました。冷蔵庫裏をほうきで触って追い出したのですが、見事にシートを踏みつけて粘着罠にかかりました。壁際に雨樋パイプが横に走っておりその上は滑りやすいのか回避してくれて罠の上を走ることになったみたいです。

クマネズミの性格が、警戒心が強く臆病とあり、なかなか動かない、人の方に向かってこないという面が悪い方向に働いて捕獲ができてしまいました。

 

 

という、生生しい経験から、教訓としてまとめておきたいのは

昆虫 ⇨ ねずみ(小動物) ⇨ アライグマ・テン(中動物?)

で、被害規模・金額や捕獲難度が跳ね上がります。

ねずみは、歯をすり減らす目的でかじる習性と糞害でかなり悪質みたいです(昆虫比)。

昆虫と同じ感覚で対処できると思っていましたが、(哺乳類で速度が違って)捕獲はかなり困難みたいです。

あと、重いアップライトピアノの処分をこの機会に前向きに検討することになりました。

毒餌は怖い、捕獲罠は餌が干からびて交換が手間など、良い駆除方法が思いつきません(これまでのネズミ駆除で洗練された道具を知る機会を得たのは楽しみではあります)が、ねずみの痕跡に関係なく日頃から、害虫・害獣の予防と駆除をしっかり取り組んだほうがあとで後悔することが無いと思います。ネズミは、かわいいですが、本気で駆除すべきやっかいな害獣です。

今回の話をしていて、ハツカネズミは白毛のイメージが強くあるそうなのですが、白、茶、黒、ぶちと様々あり、どれもハツカネズミだそうです。