シャープの洗濯機ESG7E2(2015年製)を使っているのですが、2015年から2023年まで室内で使っており、今回、外置きに場所を変えて利用したところ、露出している排水ホースの根元裏の部分がすり減ってぽたぽた程度に水が漏れていました。
原因を予想するに、シャープの洗濯機の設計として、排水ホースの出口が地面すれすれとなっておりその背後では(使用によって)床面に接触する設計になっています。この部分が、動作時の振動で微振動し床面とこすれ摩耗していたという事の様です。弱っていたところ、移動して今度は外利用のためコンクリート面と接触して漏れとなった様です。室内では、動かすことはまず無かったですし、室外での移設は数メートルの移動でしかありません。
場所が特定でき交換を考えましたが、簡単には抜けなかったので、修理を考えました。
方法①シャープの洗濯機は、排水ホースが金具留めされているだけで接着剤は使われいませんでした。そのため、ホース底面に穴が開いた状態なので、ホースを回転させて穴を天井面にすることで漏れを防ぐという手段があります。
方法②擦れによる漏れなので排水ホースのしわの表面をヤスリで削った状態なので、穴は外側にしかありません。なのでビニールテープをきれいに密着させて二層に巻いて漏れ穴をふさぐことが可能でした。
幸いこの方法2つどちらも実施できたので、交換無しに修理で漏れは防げたと思います。
解決はしたのですが、これは排水ホースが擦れる設計上の不具合の可能性があります。修理目的の故意の不良設計の可能性があるのでシャープ洗濯機は次回は無いと思います。
洗濯機いろいろ触れてきましたが、水漏れは初めてです。洗濯機は漏れてもいい様に外置き、室内であれば防水パンは必要だと思います。
使用期限が洗濯機にはあって7年だそうです。今回は8年目ですが、トラブルは初めてな気がします。
日立 全自動洗濯機 白い約束 排水ホース水漏れ修理 NW-7MY | 電動工具のすすめ
実際、排水ホース交換をやってみようと思いましたが、取り外し方のよくわからない固定具とかあって交換は容易ではありません。
写真撮らなかったのは失敗でしたが、今回のシャープ洗濯機ES-G7E2のすり減り型の水漏れは特殊な気がします。
価格.com - シャープ ES-GE7E のクチコミ掲示板
まあそろそろ寿命なんだろうなと思うので、メーカーに苦情というのは止めておこうと思います。同様なシャープ洗濯機の水漏れ事例はネット検索しても特に見つからないので。
(外置きについて)
洗濯機の騒音は、これ以上ないくらい深刻なものです、朝目覚めてリビングに行くと洗濯機が轟音を鳴らしてお出迎えするのが本当に苦痛でした。生活音として、最も快適に過ごせる設置場所は外置きです。冬場の凍結対策など、まだ経験していないのですがサンテラスの中なので大丈夫だと思っています。何より、室内での最も不快な生活音が外に移動できて毎日やって良かったなと思えるくらい快適になりました。いろいろ工夫(給水は室内のものを下窓から外に出す、排水は少し離れた排水桝に雨樋管を横置きから地中埋設、洗濯機スタンドの採用など)しましたが、DIYやっていて一番よかったなと思える成果です。業者に相談しても、面倒は嫌がりますし工事が前提なのでこうした提案はしてくれないと思います。(工事未満移設以上の作業です)
後で気がついたのですが、外に置くと、近所に聞こえるので隣接する住居がないなどある程度の距離が確保できる環境が必要です。
これについては、家の周りに聴こえるものなんだと気になったのですが、集合住宅で外置き洗濯機の音など、自他ともに生活騒音として通常あるもので、気になるのは地方の静寂な質の高い快適な環境であるためなので過度に考えすぎなのかなとも思いました。
(外置き洗濯機、初の越冬)
2024年1月最低温度-7度で昼の11時に洗濯をしようとして水が出ないというトラブル発生。数回操作を繰り返したら、ちょろちょろ出始めてすぐに正常な給水になった。給水ホースの防寒はすでにできているので、洗濯機内の給水機構(パッキンがあるらしい)の凍結と思われる。作業用の厚手の布シートを本体と背後の給水系を被せる感じで覆って使うときに、覆いを押しやって使うという対策をしました。(給水ほーづには保温カバーは装着済)
翌日、最低温度-6度で朝7時、洗濯機とその裏配線に布を被せた状態。中身を見ると、昨日の洗濯物があり、取り出して一部凍っていました。これは流石に無理だと思っての試運転ですが、普通に給水ができました。
ドラム底の凍った洗濯物と洗濯機内上部にある給水機構の通常動作が矛盾しているように思ったのですが、理由を考えると、給水弁は給水ホース内の水道水と接触しており、給水ホース内の水道水の水温が給水機構末端での凍結と強く関係しているようです。
なので、室内の給水栓からのホースは、室温なので凍結しないとして、室外に出たホース部分を冷えないようにすると、給水機構末端での水温が維持できて凍結が予防できると予想します。水は、熱伝導率・伝達率が空気と比較して高いそうです。
別の仮説として、覆いを被せることで、ホースを通している小窓は分厚い(約5cm厚)発泡スチロールで塞いではあるのですが、そこから漏れる熱で凍結を防いだという可能性もありそうですが、冷気が中に入るのを防ぐための障壁なので、ほとんど熱は逃げていないはずなのですが、それもすこし効果があるかもしれません、より改善させる場合、壁との隙間なく覆いをトンネル状に熱漏れを無くすことはできそうです。
(具体化)ホース出口が洗濯機本体の真後ろ下、左右にサッシ枠があって突っ張り棒が使用可能なので壁いっぱいに張って。布シートを通して、大型の書類クリップで留めて落下を防ぎました。布を奥に押して捲るだけなので使い勝手は良いです。凍結シーズンがすぎれば、クリップを外して布シートを抜くだけです、突っ張り棒はつけっぱなしにできます。
他の対策としては、壁外のホースをできるだけ壁内に入れて、屋外露出を最短にする。などありますが、結局全部を覆う方法が優れていると思います。
とりあえず、洗濯機後部、給水ホースに覆いを被せるのは効果はあるようです。
それぞれの環境で違いがありますが一例として、今回のように半外に洗濯機を置いた場合、最低温度-6度(より悪条件も対応できるはず)でも、朝、凍って給水ができないというトラブルは、電熱ヒーターを使わずとも、発泡スチロールや布の保温防寒で対応できるというのがわかりました。
関東の半豪雪地帯で気象条件が厳しい場所でも、冬の外洗濯機が制約なく稼働できるので、関東平野の場合、より条件緩く使用できるはずです。
トンネル状にして、午前11時で給水できないとのこと、電源の入切の3回めの操作で給水が始まる。どうも数回、やり直す必要あり。残念ながらトンネル状にしたから以前より良くなったという大きな進歩はなく、逆に、覆いはホースに密接したほうが良いかもしれません。
-3℃で、二重マット。朝8時で、給水は始まるが、最初に詰まり気味ですぐに解消するがないかしら凍結の影響がある。
12月、1月、2月しか最低マイナス温度の平均はなく、2月ではピークは過ぎたみたい。二重マットのトンネルで解決できそう(埋まってるけど室内との窓密接なので環境によりかなり違いはあります)な気配だが、2024年12月が本格調査となる。
(外のコンクリーたたきに設置すると振動でズレ動く問題)
洗濯機スタンドの採用で、スタンドと洗濯機本体の水平器で平にすることができて普通に使えると思っていたのですが、問題がありました。
脱水時に最も振動が出るのですが、それにより、わずかでも傾斜面に設置した場合、少しずつズレ動いてしまうという問題があるようです。偶に見ると、前のゴムマットに接近していることが度々あり、都度、位置を戻していたのですが、原因がわかりました。
それが騒音に繋がっていた可能性もあります。どうも洗濯機の駆動音が大きすぎる気がして買い替えを検討してのですが、まず、設置場所からズレ動くという問題の解消が最優先でした。
先行事例を探したのですが、
勾配のあるコンクリ床への洗濯機設置(脚部半固定 ) - YouTube
こちらしかなく、グラインダーや電動ドリルでも切り込みや穴とゴムマットや金属金具が必要なのかなと思ったのですが、単純な方法がありました。
ダイアモンドカッターをつけたグラインダーで、足場の箇所4つを水平もしくは若干逆傾斜にしてズレ動かないようにする方法がありました。
実際やってみると、グラインダーの刃と同じ円形で良いので削るのは非常に簡単でした。ただ、削り粉末が大量に出るので、ブロワーみたいなものが欲しいです。
余分ですが、スマートコーシンで揃えることになり持ち運びのブロワーが手に入ったのですが、こういうとき便利です。
これで、ズレ動かなくなりました。コンクリートたたきに洗濯機を置く場合、冷蔵庫と違って、脱水時の振動が原因でずれ落ちが起きるのでこうした対策が必要です。
また、洗濯機スタンドは、斜面前後の高さ調整、露出の排水管に流し込むために高さが必要という理由で、コンクリートたたきに洗濯機を設置する場合、必要になると思います。脚は、最低限の4脚がシンプルでこういう場合も考慮すると、一番良いと思います。
2024.3 脱水時、ゴンゴン騒音が大きいので新品に買い替えました。
同じメーカーの後継機種だと、サイズが同じで機能も大きく変わらないということで、シャープのES-GE7G(W)を購入しました。
水平器が省略されていたり細かい仕様変更はあったのですが、以前よりしっかりした感じで設置できました。気になったのは、コース選択で標準の後に、時短があったものが5番目に時短があり、せっかちな人が時短を使いたい時、ボタンを数回押すことが不満になるという点を以前から気にかけていたのですが、この最新モデルは、前に選んだコースを電源の入切後でも、維持するので対策ができているようです。複数人で標準と時間を交互にという場合、解決とならないのですが、大まかにはこういう形でこの問題は終着するみたいです。
2024/11
給水の凍結問題以外にも、設置時の排水場所確保も(環境によりますが)問題になるようです。今回、遠くの排水桝に流して解決できたと思っていたいのですが、よくあるようですが雨水桝でした。本来は、汚水桝で処理しなくてはいけないのです、ただトイレの汚水と比べて洗濯汚水は程度が違うので外設置した洗濯機の汚水を雨水桝に流すというのはよくある事例ではあるようです。方法としてはいくつかあるのですが後付けの困難さがあります気分的も解決したい問題です。
汚水桝に、新設した雨樋の雨水を地中配管で入れるDIYをしたのですが、これはとりあえず問題ないようです。雨樋の近くに汚水桝と雨水桝両方あり近い汚水桝を利用したのですが、ここの雨水桝は、地表の雨水を拾って汚水桝に流すという設計で作られていました。結局同じです。今、新築だと雨水桝でなく自宅の浸透桝で雨水を処理したくださいというのが都市部は無理ですが地方ではその様になっているようです。年々、厳しくなっていますが昔は緩かったということになります。