ビジネス革靴の買い方・選び方

とりあえず、黒の一足は必要。

スニーカーより1cmほど小さいサイズになることが多い。クッション性のあるスニーカー素材と違い、硬い革なので、ピタッとしたフィット感を選ばないといけない。きつ過ぎると擦れて痛い(どうしようもない)緩いとズレて痛い(インソールを変えて改善できる可能性あり)で、本当に足に合っているものを選ばないといけない。

スニーカーは、サイズと「幅広(2E、3E、4Eなど)」の知識があれば試し履きをして問題なければあとは紐の結び具合で対応できトラブルは少ない。。

革靴は、別物でクッション性の無いものでは魚の目になったり、擦れて出血したりサイズ選びでまったく使いものにならなくなったりとすごく難しい。買った靴が無駄になるだけでなく、足の病気で治療まで考えると、毎日ビジネスシューズを履く勤め人(これも幅があって、通勤で使ってるけど靴ベラ不要な革靴しか持っていない人もいるそうです)の経験がない身としては、講習的なものは必要だと思う、高校時代、革靴を3年間履いていたはずなのだけど記憶が抜け落ちる程ひどい使い方をしていた記憶しかない、ハルタは全く縁がなかったのは覚えている。あと、女性のヒール、パンプスとかは外反母趾や魚の目にならないわけがなく、すごすぎる。

自分の脚は、幅広なのか幅広でないのかは重要

幅広の場合は、4Eを中心に、幅広でない場合は、2Eもしくは無表示から試す。

私の場合、幅広向きで4Eを選んでおくと失敗がすくない感じですが、愛用のクラークスは2E相当(公式に問い合わせ、2Eが基本)だそうです。ただ、履けるのはブーツと厚皮のビジネスシューズっぽいもの(3足全て、26.0。ブーツは先が余ってはいるが履ける。厚皮は少しきついがちょうどよい。ビジネスシューズはきつすぎて足が入らない。)だけで、普通のビジネスシューズは全く足が合わなかったのでメーカーだけで判断できません。足に合うあわないは靴・メーカー・素材によって変わるので幅広で候補を絞るのはもったいないかもしれません。あと、量販店で4E、5E、6E(スニーカー類含む)まであるのですが、締め付けが無いほうが快適で幅広寄りを選んでしまうそうですがズレの問題があってほどほどにしたほうがいいようです。

本革の場合、伸びるので、幅がちょうどいいもの、もしくはちょっときつめだそうです。

サイズと幅広かがまず目安となる。外羽根、内羽根は内羽根がサイズ選びが厳密、外羽根は比較的紐でどうにかなる。カジュアル傾向のほうが快適性は高い。

JIS規格(日本産業規格/日本工業規格)の靴サイズ・ワイズ表と、海外サイズ換算(早見)表 | 靴専門通販サイト【靴のパラダイス】

靴流通センターの意欲あるスタッフさんによると、適切なサイズは

「かかと」を始点にしてズレない事、一番出っ張った親指の付け根が、靴横の膨らみに丁度あっているかだそうです。その状態で、最も足先できつくなる小指と親指の付け根周囲(足周・幅広)部分が狭すぎないかどうかでその靴が合うかどうか決まるそうです。足指先のは自由に動ける空間があること、狭くなければよし広すぎても別に良い(短距離走、クライミングなどつま先を使う特殊競技を除く)そうです。

これが、厳密さの必要な革靴選びの方法だそうです。

使い捨てと手間がかかるが長持ちするの2種類あって、恐らくセメンテッド(接着製法)と縫い製法で分かれます。安物はセメンテッドで、量販店で最も高い2万円の価格帯は使い捨ての豪華版が多く、せめて3万円からの長持ちのほうが良いそうです。ドレスシューズで無ければ、レッドウィングが良し。マーチンとティンバーランド、クラークスは使い捨て。国内のドレスシューズだと、スコッチグレンが3万円ぐらいから長持ちだそうです。リーガル、マドラスが中国産、国内産で分かれるそうです。

高級靴の場合、本革と縫い合わせ製法?と言われるものは、馴染む、言い換えると適度に緩くなる沈み込む要素があり、インソールも本革でいいものを使っているはずなので、ある程度使い込んでから改造を検討したほうがいいのかなと思います。(2万円の革靴でぶかぶかを買って失敗した経験しかなく、使い込んだ経験が無いので情報として書き残し。衝撃吸収性の話では結局ゲルが一番いいんだと思う。)

履き心地重視の革靴あるのかなと調べたら、ケンフォード カップインソール 合皮 EVAソール(4Eなし)というのがあって、これは衝撃吸収性が高そうです。15000円ほど。

 

とりあえず、礼服用の8000円程度、4Eサイズでちゃんと履ける外羽根の黒革靴が既にあるのですが、普段使いで履いたところクッション性が悪く足が疲れました。別に持っているクラークスが、コルクインソールにEVAスポンジソールで軽い上にやわらかく優れているため不満が出てきます。

こうしたことから、より高級な黒少しカジュアル寄りな革靴を新規購入するつもりだったのですが、実際店頭を見てみると微妙な印象です。その原因でもあるのですが、既に黒革靴は持っているのが問題です。で、そうであるならば、インソール(中敷き)の交換で印象がかなり変わるのではないかと改造する方向にしました。

M.CALROSというメーカーです。標準のインソールは軽く接着してあってペンチを使って引っ張ると全部剥がれました。剥がす前提にはなっている様です。片方は接着剤の塊が少しありカッターで除去、もう片方は、インソールだけでなく底板ごとはがれかけたので分離して戻したかんじで収集はつきました。台無しになる様なことは起きませんでした。標準インソールは、低反発ウレタンで一応全面に衝撃吸収力はある感じです。

店頭で、インソールを見た所、通気性のあるもの、クッション性のあるもの(スポーツ用)、支持力強化(登山用)といろいろありますが、ウレタンスポンジ系は潰れて効果がなくなり買い替えが必要です。店員さんは、インソールは使い捨てで、半年に一度取り替える感じだそうです。私はそれが嫌だったのです。以前、作業靴に使っていたゲル系のソルボというメーカーのもの(ソルボアスリート)が劣化無し潰れ無し(正確には、表面のパイル部分が摩耗により一部が無くなり、靴下とくっつく感じが気になり1年ほどで買い直しました、一日中、同じ動作をする工場作業用途なので摩耗しやすい環境でした、それを気にしなければより長く使えます。その間、ゲルの衝撃吸収能力は劣化していません。)で、明らかに足の疲労が減り長時間の立ち仕事が楽になった記憶があります、なのでそれを選びました。デメリットは、比較的高価?(1400円)、重い、通気性が無く熱がこもるです。それであっても、交換不要、衝撃吸収能力がかなり優れている理由でこれを選びました。

足蒸れについては、水虫予防のため「5本指靴下」夏冬ともにユニクロのものを常用しているのですが、そのため普通の靴下の人より蒸れが気にならなくなっていると思います。

あと、インソールは紳士靴用のフラットな物と運動靴用のかかとがカップになったものがありますが、店員さんに聞いたところカップを紳士靴でも問題ないそうです。足の密着感・衝撃吸収能力はカップのほうがフラットより優れます。

 

 

というわけで、ソルボライトというスポーツ用でカップ型汎用的な物を選びました。数年前の店頭でも見かけたので全国的に入手しやすいものだと思います。

インソールの落ち着いた色と相性が良く、非常にいい感じになっています。

写真の通り綺麗に収まりました、27.5から先端をカットする仕様なのですがこの靴は、26.5でありながら、カット無しで収まりカット不要でした。

履いてみたところ、前より狭くなっている印象です。あとクラークスと比べると重い感じはあります。

これで外出して疲労具合がどうなるのか続きを書きたいと思います。

デザイン的に、黒い革靴はどれも似たようなもの、ドレスシューズが一番見栄えとしていいので、インソールだけでこれだけできるなら、これで良かった気がします。

 

快適性はスニーカーが最も優れる。
大人の靴としては、革靴が優れる。

冠婚葬祭用の保守的な黒革靴は、クッション性が劣る。歩いて疲れる。

ソールが、クッション性のあるもの。
履き心地が良いもの。私4E必要。
デザインが良いもの。黒。

 

インソール微調整
ちゃんとカットなしでフィットしていると思っていたのだが
小指側で擦れる感じ、厚みが増した分の影響と考えて様子を見たが
親指側のインソールがよく触ってみると浮き状態になっており
カットして浮になっている部分を無くすと反対の小指側に余裕ができて改善するかも
それ以外は、かかと部分が若干ぶかぶか感が出ているのが気になったが
カップクッションの関係っぽい、靴擦れにはなっていない
全体的には、明らかに衝撃吸収能力が効いて足の疲れがかなり軽減されている。また、ほかのインソールで思ったが、ゲルは熱のこもりは強い。

元のインソールは微調整で使う。処分済。(実際のところいらなかった)
実物の浮き具合、ゴミの付き具合から内側が浮いてる
カップインソールなので厚みがありすぎる部分もある
カットの仕方は、フェルト部は切らず、ゲルの角が立ってるのを
カットするのが無難(カップインソール角があるゲルタイプ限定)(大きく異なる場合は普通にカットだがインソールサイズが違っているなら買い直した方が良い)。角の部分が乗り上げて圧迫している。

左右の角(赤と下一部)を取ることで、ゲルインソールによる
増した圧迫感が(今回の場合)一番気になる甲周り(幅広)で軽減できる。
この微調整により、ゲルカップインソールによる衝撃吸収性と
ゲルインソールの圧迫感が両立できる。通気の悪さ以外は満足。
これなら、無理なく履ける。ゲルインソなしは衝撃で履いてられない。

(微調整後の長時間使用の感想を追加予定)

ゲルで革靴用フラットインソールもあるが、厚みのないそのまま(ほぼ)フラットで衝撃吸収能力が物足りなかった記憶はある。厚みがありすぎて困った場合、フラットが必要になるかもしれません。

成長期の革靴の難しさがわかる。
クッション性のなさサイズ対応力のなさで、学生向きで無いのがわかる。

ローファー高校生は女子のみ
運動靴が主ならば良し。