最初に、ここで紹介する手ごろな値段の快適装備で気軽に改造してみるのをお勧めします。(ヘルメットは安全のため必須なので省きます)
まず、グリップはエルゴノミクスデザインの丸みを持ったグリップのほうが標準のフラットタイプより手に馴染みます。今回、ノグチのグリップを購入しました。
電動クロスバイクTB1eをより快適にする実用的カスタム・装備を紹介します! | リーマンマイラー家の楽しみ方
上の記事は電動アシストの「TB1e」ですが、TB1はカッターで切る必要が無く内と外のボルトを六角レンチで緩めて抜き取りができ再利用ができます。気軽に、グリップ交換するべきです。外側のキャップは純正をそのまま流用したほうがいいでしょう。
2021/3
リアリフレクターのテールライト化。
キャットアイのTL-SLR220が、標準のリフレクターと同じメーカーで固定バンド(HP-5)がそのまま流用できるので最適。安全のため暗くなり始めで赤い点滅が動作するのが少し気になるが、この手軽さで抜群の安全効果が得られるのでおすすめ。参考動画
個人的により明るいほうが安全という理由で気になってお勧めするのが、
クロップス 80JSRV です。価格帯がほぼ同じで、付属のアタッチメントを換えるだけで泥除けとシートステー両方に取り付け対応でき、外周が太く輪っか状の点灯(キャットアイはLED部が小さく点灯)でかなり明るく目立ちます。個人的には目立つ方が、夜の見えなかった事故を防げるので好きなのですが、控えめがいいという方はキャットでいいと思います。
ここで、ソーラー式バックライトの欠点を、書いておきたいのですが、それは(商品説明にもありますが)バッテリー切れです。(点滅約22時間(直射日光下4時間充電時))フル充電で、夜1-2時間で1週間以上を光る位の容量はある様ですが、昼間走らず、夜トレーニングで1時間走るを1週間程度やったら光が小さくなりそして全く光らなくなりました。保管場所は、屋根下で直射日光は当たりませんが十分明るい場所(トップ写真の通り)なのですが、この状況からすると、(太陽光発電と同じなのですが)充電にはソーラーパネルに直接太陽光を当てないと十分な充電とはならないようです。意識的に、昼間乗るか日光の当たる場所に数時間置いておく必要がある様です。都心で、ソーラー式バックライトなのに光らない自転車に乗った女性に、そのバックライト故障してますね!と親切に声をかけたのが最近あったのですが、おそらく、光らない原因はバッテリー切れです。的確なことが言えなかったのが残念です。覚えておきましょう。
上記のクロップスを購入した目的は、キャットアイより夜の視認性が良いからという理由だったのですが、交換して使ってみた所、昼間の充電機会が少ない使用環境では、バッテリー切れがキャットアイより早く単独での使用は怖い(バックライト無しの走行は危険)なので止めました。
(詳細追加)キャットアイよりバッテリー切れが起きやすいとは思っていたのですが、とうとう1年ほどで動作しなくなりました。調べると、この商品はキャットアイに比べて2倍のバッテリー容量、光量も多いので「ハイパワー」商品です。ただ、安全装備としてバッテリー切れを起こして光らなくなるというのはまずいです。特に、冬の日差しが弱い時に充電できず、過放電で傷みやすいニッケル水素電池なのでバッテリーが逝きやすいようです。日中頻繁に使う、置き場に直射日光が当たる開けた場所にあるという条件でなければ、選んではいけない商品のようです。キャットアイのほうが無難です。
キャットアイに戻すより、両方取り付けてWバックライトで使うことに決めました。夜間の後ろからの視認性は、車から追突される危険を回避するため重要なのでチカチカ左右不揃いに点滅するのは奇妙ですが安全を優先します。そこでわかったのは、キャットアイは右側しか取り付けができない、クロップスは左右両方対応できるということです。Wバックライトをする場合、サドル下もありますが参考にしてください。
次が、TB1のフロントシングルギアだからギアレバーが右しかなく左が空きとなっているのを活かして、ポーチの追加です。使い道としては、スマホと財布を手軽に収納でき漕ぐのにポケットの中身が邪魔にならない、スマホを手軽に手に取ることができる超実用な収納入れです。タイトル写真の通り、備え付けのサングラス挿しの機能もあります。立ち漕ぎなど無理な姿勢をしない限りひざとの接触はありません。
たまたまこの商品を使ってますが、保冷用にアルミが貼られてたり、奥行きがありすぎたり、安物でこれの代わりになるものはなかったです(個人の感想)。装着は結束バンド(ダイソーの結束バンド黒20-30cmが幅がってお勧め、幅があるものなら何でもよく横並びで2つ留めでもいいと思います)で縦横に固定します。写真の通り3点留めでしっかり位置固定できバンドも可変で快適に使えています。快適過ぎて必須、ママチャリにも取り付けてます。お勧めです。
水分補給の安全確保のためにも、ドリンクホルダーの設置をお勧めします。
様々商品あるのですが、大容量600ペットボトルに対応していて通常サイズもちゃんと固定できるものとして、GIZA(GP) MLT-BC903A アルミ ボトルケージ
がお勧めです。値段も700円と手軽です。(私のチョイスは、手軽に使えるペットボトルに対応できるかです、サイクルボトル使用では未確認です。)
駐輪に関しての快適装備として、自転車スタンドもお勧めです。無いとスタンド留めで強風時に自転車が転倒というのがよくあったのですが、この商品を購入してからママチャリを含めて強風による転倒が起きなくなりました。また、スタンドに前輪を突っ込めば片足(両立)スタンドを使わなくても駐輪できるので使い勝手が良くなります。Wスタンドで転倒予防も万全です。お勧めです。
ヘルメットは省きましたが、ゴーグルは常時したほうがいいです。
※すみません。目に小さなゴミが入るので、安全メガネでは不十分です。サイクリング用のメガネ・ゴーグルの購入がいいようです。防塵ゴーグルをテスト中。
目を風に強くさらす状態が続くので、異物(ホコリ、花粉など)が目に入り、たまに結膜炎をおこします。健康や通勤何であれ病気になるのは割に合いませんので対策が必要です、快適でもあります。サングラスより夜間も使えて視認性が良いクリアゴーグルを常備(私はステムポーチベルトに挿してます)し最近では常に装着してサイクリングしています。2000円ほどのスポーツ用でもいいですが、汚れても壊れてもいいように安物なのですがデザインと作りがしっかりしているコメリのセーフティゴーグル 青紫(コメリ価格778円)を愛用しています。
どのメーカーも同じという考えでしたが、カインズのクリア+黒のセーフティゴーグル(リンクは類似品)は鼻からずれ落ちて目に風が当たってドライアイになりました。コメリのほうは、ズレ落ちずフィット感が良いのです、ホームセンターごとに様々モデルがあるので一概に言えませんが自分に最適なものを見つけてください。
使用上の注意として、透明のレンズ面は絶対に触れないでください。細かい傷がついて視界不良で使用不能になります。ハードコーティングしていないプラレンズはそういうものらしいです。手やスポンジでの直接触れての洗浄も傷になります。汚れが酷いときは、水で流す程度しかできないんじゃないかと思いますが、とりあえず、使い捨て前提でそのまま使い続けるのが一番です。傷で曇った状態のメガネは、サイクリング、作業ともに使い道がなくなります。クロス繊維で拭けば大丈夫そうですが、私が試したのは中性洗剤を溶いで泡立てた洗面器の水にメガネをじゃぶじゃぶゆすいで汚れを落とす方法です。花粉症が積もったような汚れはこれでクリア面に触れずに洗浄できました。水で濯いで、扇風機で水を飛ばして、細かいのは使用中に自然乾燥しました。
(2024/11 追加)
防護メガネについて、理解不足でした。ハードコーティングは高価なものと思っていたのですが、ソフトコーティングと同じもしくは少し高い程度で手に入るようです。サイクルグラスもいいですが、クリアだと保護メガネのほうが入手は容易かもしれません。
防塵ゴーグルは曇ってしまう欠陥があり不向きです。レンズ面が大きく、ズレ落ちにくいものが良く。こちらの製品が高レベルに条件をクリアしていて保護メガネ・サイクルメガネとして常用しています。レンズ面積が少し増えたことで視界にフレーム切れがはいらずスッキリとした視界になるので気持ちが良いです。相応に保護力も上がっています。ハードなので傷がつきにくく扱いも楽です。耳にかかる部分が深いのでずれもありません。
(サイクリンググローブ)
防寒用として使っていたのですが、冬以外でもハンドルの振動を和らげて腕・肩の疲労を軽減させるためクッション材のある手袋をしたほうがいいようです。冬は厚手の手袋で何でも良い気がしますが、夏秋冬で指先が露出してクッションのある手袋は専用品が必要だと思います。新品を買ってもいいですが1200円ほどでメルカリでSHIMANOの純正品が買えたので気軽に試せます。サイズは私の場合XLがちょうどよく、Lだと窮屈に感じたのでタイトな設計のものが多いようです。(手袋の脱ぎは、指出しのほうが大変に思いましたがやり方の改善で済む問題かも)
最近は、エアロバイクPCを主にして運動しておりそちらで、股間の鬱血(感覚がなくなる)問題が解決できました。久しぶりにTB1に乗ると、結構な頻度で鬱血が起きていることがわかり、サドルの角度調整での鬱血問題の完全解決、他の本格クロスバイク(ビアンキとか)と比べて、サドルが近すぎる(私は身長177cm)というのが気になっているので、サドルとハンドルどちらかもしくは両方の位置調整ができる改造をする予定です。
まず、サドルの角度調整ですが、最初は水平、若干前を上げで安定重視で作ってから、乗って股間の鬱血で感覚がなくなることが全くなくなるまで、一段階ずつ前に落とします。私の場合、一段階前にしただけで、まったく鬱血がなくなって股間の麻痺が起きなくなったので角度の僅かな調整がいかに大事かがわかります。
まとめると、最初は安定重視で前が若干上がる感じで調整、鬱血が完全になくなるまで前に一段階ずつ落としていくという方法です。前に落ちるほど安定性がなくなりますが、鬱血があると健康被害がでるのでそちらを優先した調整が、正しいサドル角度調整になると思います。(男性限定かも。これ以外の解はないと思う)
(サドルの前後調整、すごく大事)
身長175cmなのですが、以前ジャイアントのスポーツクロスバイクを試乗したとき、ブレーキの印象など違う面はあっても基本的にはTB1と違いは無いという印象でした。ただ、サドルとハンドルの間隔についてはジャイアントが広く、これだけ前に倒れても特に問題はないんだという印象が強く残りました。それからTB1は、中高生の通学もカバーするので標準的な使用者想定身長が若干低めになっているのだと思いました。そのため、乗車中ハンドルやサドルがもう少し離せたら楽かもと窮屈さの不満を持っていました。いろいろ改造もやり落ち着いたので、ハンドルを前にするための長いステムに交換、サドルを後ろにするためのシートポスト交換・バネアタッチメントの追加を検討する段階になりました。
ただ、その前に「サドル TB1 後ろにずらす」で検索すると、TB1の標準的な機能としてサドルの前後調整ができることがわかりました。サドルの前後調整は基本で、TB1付属の汎用自転車説明書にも書かれていました。
比較写真としてわかりにくくて申し訳ないですが、とりあえず中央に固定されていたものを最大限後ろに引いてみました。内側の留め具の都合、写真が限界なのですが1cmほど後退させることができました。乗ると、膝の角度がきつくなっているのがわかり、サドル高さを若干上げる必要があるようです。これをやったところ、1cmであっても乗り心地が大きく変化し、おしりを大きく動かして位置調整していたものがほぼ動かす必要がないほど安定する感じに落ち着きました。これ以上を求めると、5cmくらい動かすために社外パーツへの交換や追加が必要になるので過剰過ぎるので、これで十分だったと思えます。
微妙な話になりますが、TB1の公式のサポートに最高身長最低身長(乗車可能最低身長)はサドルの前後調整を前提にしたものなのか質問したところ、最低身長のみ設定がありそれにはサドルの前後調整は含まれていないそうです。調整という余力分なので、広すぎる狭すぎるというときに最大活用しない手はありません。
身長175cmで窮屈に感じていた場合、広がったっことでお尻の安定感が増して動かす頻度が減り姿勢が安定しました、自転車と一体感が増した気がします。理想的なペダルとサドルの位置関係に近づいて力が伝わりやすく本格的なサイクリング志向の姿勢に近づいた気がします。とても大事な事ですが、購入時、自転車業者が事前に調整してくれなかったのは特筆すべきことだと思います。
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