エアコン冷房(クーラー)の風向きを真下にできない問題の解決法

あまり活躍する機会のない情報ですが、必要な時に知ってないと困ると思います。

(私の忘備録でもあります)

 

三菱製エアコン(冷房)を使っているのですが、隣室を主に冷やしたいのでエアコン前に、カーテンを吊るして画像のように送風することを思いつきました。これがないと、エアコン部屋が冷えすぎて、隣室があまり冷えないという状況になり問題があるのです。

私の和室では引っ掛け棒とカーテンの高さ、エアコンの位置関係は左写真の様になり、冷房は通常真横、暖房は真下送風になるので、冷房の場合、標準の真横ではカーテンを超えてしまい隣に誘導できません。そのため、風向きを真下にすれば簡単に解決できる話なのですが、実際、リモコンで送風を真下にすると、30-60分で勝手に(自動で)横向きになる仕様になっているのがわかりました。これは、説明書やネット情報でも有名なものらしく、結露による水滴が真下に落ちないように時間が経つと横向きに自動で戻る仕様が(三菱であれば)全機種標準で採用されているそうです(他のメーカーfujitsuも自動で横向き戻ってました。)。相談窓口に、どうにかならないものかと相談したところ、仕様で変更できず、自動で上下に動かすスイング機能を使ってくださいとのことでした。

スイングで解決できる問題ではないですし、わざわざ真下にしたくて設定したのに勝手に真横になる迷惑仕様が問題です、結露自体、かなりの低温にしない限り発生しないそうです。メーカーの責任回避のために全機種真横に戻る仕様にしているようです、使用者のどうしても真下送風が必要という事情が考慮されていません。

送風の設定は、1-5まであって1は真横、5は真下で、3-5に設定すると一定時間後自動で2になる仕様だそうです。

解決策として、とりあえずフラップ(羽根)を外すなど考えましたが、暖房としても使う都合、あまりいじれません。

『風向の設定 勝手に変ってしまう。』 のクチコミ掲示板

同様に、困っている人たちの情報があり、解決策もありました。

いろいろ方法はあるようですが、私の場合、自動戻りの無い真横(1or2)に風向きを設定して、フラップ(羽根)を手押しで真下に押してしまうという方法を選びました。

この作業が原因で、羽根を動かすモーターが故障するようなら大失敗ですが、自己責任でやりました。(個人的に大丈夫だと考えています。)

なぜこの方法以外の、社外リモコンで連続して信号を送る、固定具をつけて羽根の向きを固定する必要がるのかですが、これは24時間つけっぱなしであれば手押しで問題ないですが、電源を切ると羽根が閉まるので運転開始時に毎回真下に手押しする必要があるからです。

私の問題は、これで解決できました。

三菱のサポートは丁寧だけど役に立たないという感想なのですが、

企業は、

最優先で自社の責任になるようなことはユーザーの使い勝手を犠牲にしても回避。

今回の解決策3つは、サポートでは一切教えてくれない。

この姿勢は、企業であればあたりまえかもしれませんが、こうした企業都合の問題の当事者になった時、メーカーの説明を鵜呑みにするのでは解決できず、自分で調べる考える能力が無いと解決できない(もしくは電気屋さん(専門家)に相談というのは有効かもしれません)というのがわかりました。