生活家電は進歩していますが、メンテでフィルター掃除が必要になった家電がいくつかあります。
・浴室の換気扇フィルター
暖房機能や室内乾燥機能のある大型多機能換気扇は確実にフィルターがあり、定期的な清掃が必要です。
知らずに使っていると、フィルターがフェルト状に目詰まりする、カビが繁殖するなどが起きています。
日常的に、浴室乾燥機を使っている場合、焦げ臭いという異常が起きます。(フィルターは換気扇部なので仕組みはわかりませんが火災につながる危険な状態です)
私の体験では、浴槽にコメ粒ほどの黒い塊が落ちていて周りに黄色い膜のようなものを作っていました一見するとふやけたウンチの可能性を考え浴槽を使わない事がありました。これが、風呂掃除のとき連続したので結構不安になったのですが、落ちている場所が換気扇の真下なのでもしやと、フィルターを引っ張ってみると見事にフェルト状でカビがある状態でした。おそらく、ここから垂れ落ちたフィルター汚れが正体なんだと突き止められました。半年に1度は定期的に掃除をしないとこういう不審な事象が起きることになります。
・トイレの脱臭機能フィルター
脱臭機能のついているウォシュレットはフィルターがあり清掃が必要です。
消臭機能の仕組みよくわからなかったのですが、このように便器内の臭いを吸いだし炭のフィルターで消臭して戻しているそうです。炭のフィルターは寿命あると思いますが気にしたことはありません。気にすべきは、吸い出した空気を通すフィルターは衣類やトイレティッシュの埃により詰まりやすいということです。
実際、1年ほどではフェルト状になっていると思います。これも半年には1度清掃する必要があります。
これは、放置すると目詰まりをおこして、送風ファン駆動音が大きくなりうるさくなります、これは知っている人なら経験でわかります。
数年単位で、まったく清掃していないものを見ましたが、フェルト状になって落っこちているようで意外に半分ほどしか塞がっていない状態でした。
どちらも、清掃は掃除機による吸い込みでなく、水洗いで落とすのがいいようです。どちらも丈夫な粗いプラ繊維プラ網目みたいな感じなので優しいごしごしなら大丈夫な感じですし、振って乾かす程度で十分です。あと、取れないカビ汚れは、漂白剤に漬けるなどして溶かすのが有効です。フィルターをいくら綺麗にしても、戻すと本体周りの残った汚れとカビがすぐに付着するのであまり気にしなくていいと思います。
知らないとまずい情報ですが、あまり知られていない気がします。マニュアルを一通り読む習慣の人はわかりますが、読まない販売店も知らせない場合放置することになります。また、賃貸で使うことになった場合、説明は無いので注意が必要だと思います。
このほかにも、本来知っておくべきフィルター製品あるんだと思いますが、これらが代表的なものだと思いますし、炭フィルターのようにあまり気にしなくていいフィルターもあるので全て把握しておきたいです。
エアコン、空気清浄機、加湿器なども清掃が必要な家電です。