電工スピーカーセレクタ自作 結論

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前回に引き続き電工スピーカーセレクタ工作。

プラス側しか切断しないため音質不利とされる2スイッチ式とトグルスイッチ(配線なし)を作ってみた。

音質の感想としては、前回の4スイッチ(プラスマイナス両方切断式)と比べて、ノイズや減退っぽいものは感じられず、音質の違いは無かった。

左の新金属(アルミ)と右のステンレスの違いは、まずステンルスは大型店でも入手困難なのでネット利用をお勧めします。光沢のあるステンレスに特にこだわらなければアルミの方が手垢が目立たず入手も容易。

トグルスイッチを使っての感想としては、指が痛い。片手で切り替えできるが片面を押さえながら棒を倒すので照明スイッチと比べて手軽さは劣る、メリットは4極や2極があるので、1スイッチで切り替えができること。たぶん4極は2極より重くなるのでより指が痛くなるのを想像すると耐えられない、それに加えて、WN7681Kという電工プレートで組付けるのだが、流用品なのでとりあえず組めるがちゃんと固定するには追加の部品や加工が必要そうで面倒に感じました。照明スイッチは最初から強固にしっかり組付けられるので本当に楽。

これは当たり前ですが、作業時間の多くはケーブルの先端加工なので、設計図を作りどこに加工が必要なのか不要なのか把握しておくと作業間違いがなくて捗ります。

結論として、写真左の2スイッチ式のプラスのみ切断する方式が、1アンプ2スピーカー環境での手軽で安価(3000円程度)で高品質な自作をするのに、総合的に優れていると思います。これに、前回の高級グレードと同じプラスマイナスの両方を切断する4スイッチ式も候補としてありかなと、実際的には音質の違いは無いのでこれはもう気持ちの問題だと思う。

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ケーブルはアマゾンベーシックの16オンス。2口に分けないと無理だった。

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 4スイッチ式は、3路スイッチを4つ使います。

 

必要部品

パナソニック(Panasonic) フルカラー新金属プレート2コ用/P WN7502P 【純正パッケージ品】

未来工業 プラモール用 モール用スイッチボックス ケーブル配線用露出スイッチボックス 1ケ用 ブラック MSB-1K

他は、前回と同様。