無線LAN中継器(中継機能)は地雷。家のwifi構築の結論。

トイレの個室など家庭内で電波の届き難い箇所を無くすために近くに中継機能を使った無線ルーターを置いていたのだが(自分で敷設したケーブルは結局損傷しておりリフォームにより交換もできない状況のためリピーターモードしかできなかった)、home miniが「ネットワークに繋がれていません」という不具合が頻繁に出るので原因を調べたところ、この中継ネットワークが原因だった。

結局、無線の中継機能は安定性の面で難があり、長期的なネットワーク構築には向いていないトラブルの原因になるというのがわかった。

ではどうすればいいのかというと

一番は、無線ルーター1台で家全体をカバー(平屋、小規模住宅など)

二番は、無線ルーター複数で有線LAN接続して複数AP、SSIDとパスワードを統一する(複層の中大規模住宅など)

三番は、有線LANが張り巡らせていない場合は、PLCを使って疑似有線LANを用いて複数AP、SSIDとパスワードを統一する(複層の中大規模住宅など)

四番は、メッシュネットワークに対応した無線ルーターを使って、自動でSSIDとパスワードを共通化したWIFIエリアの拡張したものを作る。(有線ネットワークができない場合、無線ネットワークとして単純な中継器より実用性があるはず)登場時は高価で様子見だったが、最近のAX(wifi6)ルーターには全て機能が搭載してあり導入が非常に容易になったのでアリっぽい。ただ、安定性や速度、費用効果で有線には劣るので次作として選ぶことになる。

上のやり方だと、1つのSSIDとパスワードで家全体に張り巡らせたwifiネットワークが快適に使えるので理想的な形になる。中継器(中継機能)は絶対に使わないのが快適な環境構築に欠かせないと思う。

二番の必要性は、木造2階建ての場合、天井裏・床下に断熱材があり、(種類によりアルミ箔が無い場合もあるこの場合、電波の通りが良いので一番で可能かも、断熱材のアルミ箔の有り無しは非常に大事)電波遮断効果のあるアルミ箔が使われているため、階を超えてのWIFI電波は非常に不安定になるので、階ごとにwifiルーターをそれぞれ設置するのが望ましい。また、ルーターの設置場所は閉鎖空間のトイレが最も届きにくい場所になるのでできるだけ設置場所はトイレの近くが良い。

配線は、光ルーターを親として(有線)で、APアクセスポイントモードにしたそれぞれのWIFIルーターに繋げる。SSIDとパスワード、暗号方式を統一して、チャンネルはそれぞれ被らないように固定するのがいいと思います。現在の有線LANによるメッシュネットワークというのと同じものです。これを自分で設定する必要がありましたが、メッシュネットワークは自動でやってくれるようです。

 

PLCってどうなのと不安だったが、低速(約10-20Mbps程度)ではあるが必要十分安定性は有線LANと同じくらいある様で実は実用性はかなり高い製品というのがわかった。

 

PLCを導入して、中継機を排除が我が家のwifi構築の結論だった。

 

追記 2023 結局、一部での3番の疑似有線は(屋内での使用に関して)速度の面で不満があり、できないものかと有線LANケーブル設置を再び試みた所、どうにか成功し1番の状況になっています。そして、離れの小屋にWIFI電波を広げる必要から再びPLCが活躍することとなります。