極薄フラットLANケーブルに学ぶ 通信不良

厚さ1mmという業界でも最薄のフラットLANケーブルを使って天井・壁裏を通して配線をしてあるのだが、最近通信不良で配線先のルーターがたまに数秒赤く光る、wifiがたまに途切れるという症状が出た。通すときに結構引っ張るなど手荒に扱ったので一種の断線を予想したが、状況を見直すと配線隠しのために一部分で圧迫固定されている個所がありまさかと思いつつも、圧迫箇所を削りケーブルが自由に前後できる程度にしたら通信不良が起きなくなった。思い込みとして、断線・ショートしなければ大丈夫という電力配線と同じ感覚でいたのだが、電信配線はノイズ?で通信不良が発生するデリケートなものだというのがわかった。ありふれたシールドがしっかりした太めのLANケーブルならもっと余裕があるのだろうが、最薄となると圧迫や折り曲げ等で通信不良が起き易いという限界に近い設計にならざるおえないんだと納得した。

厚さ1mmで30mという他社よりも一歩踏み出した製品で差別化を図っていて、こういうニッチな製品を出してくれるミヨシ(MCO)に期待しています。